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第36回 エコ×エネ・カフェ『コロナ禍で日本は「脱炭素化」をどう進めていくのか?~「コミュニケーション」「働き方」「SDGs」を切り口に考え、語り尽くす~』開催速報

  • 2021年2月17日
  • 緑のgoo編集部
36回カフェ速報記事

 2021年2月10日(水)、第36回エコ×エネ・カフェ『コロナ禍で日本は「脱炭素化」をどう進めていくのか?~「コミュニケーション」「働き方」「SDGs」を切り口に考え、語り尽くす~』 をオンラインで開催しました。

 エコ×エネ・カフェは「エコロジーとエネルギーのバランスのとれた社会の実現」を目指し、ゲストの話をきっかけに気軽で真面目な対話を楽しみながら学び合うJ-POWERの社会貢献活動プログラムです。2009年から始まり今年で丸12年、通算36回目を迎えました。
 前回に引き続きオンライン開催となった今回も、社会人から学生まで、全国から多様な背景・価値観を持つ人たちが集いました。
36回カフェ速報記事

 今回のテーマは『コロナ禍で日本は「脱炭素化」をどう進めていくのか?』。世界中で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、菅義偉首相は所信表明演説でカーボンニュートラル宣言をし、国内の温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロとする方針を表明しました。
 頻発する異常気象による自然災害など地球環境問題は深刻化する中、私たちには生活習慣や社会システムを見直し変化を受け入れていくことが求められています。一方で、新型コロナウイルスの感染拡大はコミュニケーションや働き方の大きな変化をもたらしました。急速な変化の中、持続可能な社会のために私たちはどう行動すべきなのでしょうか?

 今回は、第1回目に登場していただいた公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長の川嶋直さんをゲストに迎え、過去35回で司会進行役を務めた Be-Nature School代表の森雅浩さん、エコ×エネ・カフェの主催者であり、今回で引退となるJ-POWER広報部専任部長の藤木勇光さんを交え、コロナ禍での「脱炭素化」についてコミュニケーションやSDGs、技術など様々な観点から森さんが鋭く投げかけ、川嶋さんが本音で語らい、藤木さんが未来への想いをつなぐあじわい深い時間となりました。

36回カフェ速報記事 (左上)
藤木 勇光(ふじき ゆうこう)氏
電源開発株式会社(J-POWER)
広報部 専任部長

(右上)
川嶋 直(かわしま ただし)氏
公益社団法人 日本環境教育フォーラム理事長

(下中央)
森 雅浩(もり まさひろ)氏
有限会社ビーネイチャー 代表取締役
Be-Nature School 代表

ぺちゃくちゃタイム

 川嶋さん考案のぺちゃくちゃタイム(参加者が、疑問点や感想などを自由に話し合う時間)では、鼎談を受けての対話が行われました。
36回カフェ速報記事

 「カーボンニュートラルはすごく難しく高い目標で、夢物語のように感じてしまった」「脱炭素化するには、生物多様性などの他の問題にも目を向けなければならない」「環境についての意識がない人たちを巻き込み、いかに意識させるかが大事」など、さまざまな意見が出ました。

エコ×エネ・カフェを終えて

 エコ×エネ体験ツアー「水力編」がきっかけで参加した大学生の西田桃子さんは「脱炭素社会に向けて2050年の目標を達成するには「できるんでしょうか」ではなく「やるんだ!」という強い意識を持って行動していくことが大切だと思いました。春から社会人になりますが、エコ×エネ・カフェで学んできたことを生かせるよう、主体的なマインドを持って、まわりの人の意識を変えられるようがんばりたいです」と感想を聞かせてくれました。

36回カフェ速報記事

 次回の記事では、第36回エコ×エネ・カフェ『コロナ禍で日本は「脱炭素化」をどう進めていくのか?~「コミュニケーション」「働き方」「SDGs」を切り口に考え、語り尽くす~』について更に詳しくご紹介します。トークセッションの様子もレポートしていきますのでご期待ください。

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