二回に渡るグループでの話し合いの後は、感じたことを全体で共有しあう時間です。
参加者からは、「人によってライフスタイルは違う。働き方が多様な社会があってもいいのではないかと思いました」「エネルギーを買うのではなく、みんなが作れる社会があってもいいのではないでしょうか。難しいことを考えなくても、日常生活を見直すことにより、エコとエネが両立した豊かな暮らしを成立させていくことが出来ると思います」「価値観の共有が出来ることで幸せを感じられる社会が必要だと思いました」「幸せはいろいろある。田舎にも都会にもそれぞれいいところがある。心にゆとりを持っていれば、自然に目を向けられるようになり、昔の日本にはそれがあったのではないかと思います」など、じつにさまざまな意見が発表されました。
川嶋さんからは、「感動という言葉はあっても、知動という言葉はない。いくら知識を踏み込んでも人は動きません。環境の問題については、簡単に答えはでてこないけれど『じゃあどうすればいいのか』と問い続けていくことは必要だと思います」とのコメントがありました。
最後に藤木さんから、「楽しんでいただけたでしょうか?」との問いに、満足そうな、でもまだ話足りないという表情で答える参加者たち。名残惜しさが残る雰囲気の中、参加者のみなさんの大きな拍手をもって、「第一回 エコ×エネ・カフェ」は終了しました。