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北陸電力、水力発電の出力を2800kWアップ

  • 2020年3月25日
  • エネクトニュース
1979年に運転開始した発電所の設備を改修
北陸電力株式会社(以下「北陸電力」)は3月24日、同社の手取川第二、第三発電所において、発電出力を合計2800kW増加させたと発表した。

手取川第二、第三発電所は石川県白河市にあり、合計出力11万7000kWで昭和54年(1979年)に運転を開始した(手取川第一発電所は電源開発株式会社所有、同じく昭和54年稼働)。

北陸電力では両発電所の水車や発電機の設備改修を行い、それにともなう性能確認試験を実施。今回の改修で出力が合計2800kW増加し、年間発電量は約950万kWh増加の見込み。一般家庭の電力使用量に換算して、約3000世帯分に相当する。

年間のCO2排出量削減効果では、約4600トンになるという。

水力発電拡大の長期計画、着々と進行中
北陸電力は電源の低炭素化の一端として、水力発電量の拡大を目指し設備の改修等に積極的に取り組んでいる。

2007年度を起点とした実績では、2017年度までに1.49億kWhの拡大を達成。現在は2018年度対比で2030年度までに1.4億kWh/年の拡大を目標に掲げ、今回の改修で0.119億kWh/年を達成した。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

北陸電力 リリース
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/200324001.pdf

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