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カナディアン・ソーラー、CS鳥取大山太陽光発電所建設で74億円をグリーンプロジェクトボンドで調達

  • 2017年12月1日
  • エネクトニュース
CS鳥取大山太陽光発電所建設で74億円の資金調達
カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社は11月27日、カナディアン・ソーラーが総出力27.3MWpの「CS鳥取大山太陽光発電所」(鳥取県西伯郡大山町)建設のため、デュアルテナーグリーンプロジェクトボンド信託受益権と信託ABLにより、74億円の資金を調達したと発表した。

同発電所は、2017年8月に商業運転を開始し、発電された電力は20年間のFIT契約に基づき、中国電力に40円/kWhで売電されることになっている。

また同発電所の信託受益権と信託ABLは、ゴールドマン・サックス証券株式会社が委任者となり、1.5年と18.3年の2つの満期があり、1.5年後に期間延長した場合には、さらに18.3年の借り入れができる。

そしてデュアルテナー構造は、ボンドの全額返済が柔軟にできるようになるほか、東京証券取引所インフラファンド市場へ2017年10月末に上場した同社グループのカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人への潜在的な売却可能性を保持できるという。

日本格付研究所は格付けを最高水準の「A」と評価
株式会社日本格付研究所は、同発電所に関する信託受益権と信託ABLの格付けを、最高水準の「A」と評価した。 

また同発電所は、日本に建設された同社4件目の太陽光発電所となり、株式会社日本総合研究所から、国際資本市場協会(ICMA)発行の「グリーンボンド原則2016」に基づく、独自のグリーンボンド セカンドオピニオンを取得している。

太陽光発電所を担保にしたノンリコースボンド(責任財産限定型社債)は、年1.2725%の固定金利で同期間に発行され、その後同社が延長する場合は、年1.3113%に変更されることとなり、ゴールドマン・サックス証券がアレンジャー、日立キャピタル信託株式会社が受託者を務めるとのこと。

(画像はカナディアン・ソーラー・ジャパンHPより)


▼外部リンク

カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社 プレスリリース
https://canadiansolar.co.jp/company/

 

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