
お茶屋さんがプロデュースする抹茶スタンド「鎌倉茶々」は静岡産の極上本抹茶を使用したスイーツのお店で、鎌倉駅の周辺に3店舗あります。そのなかの「鎌倉茶々御成店」では抹茶ジェラート、「鎌倉茶々小町通り店」では抹茶プリンを、どちらも5段階の抹茶の濃さの中からお好みを選んでイートインできます。3年連続で農林水産大臣賞を受賞した静岡の茶園から仕入れる抹茶の美味しさを贅沢に楽しむ2つのお店をご紹介します。
鎌倉駅西口をでてすぐのところにお店を構える「鎌倉茶々御成店」。店舗の横は“とんがり帽子の時計塔”として親しまれる時計台のある広場になっていて、店内や広場のベンチでのんびり鎌倉の風情を感じながらジェラートやソフトクリームをいただけます。
抹茶は旨味成分の多い新芽だけを使うのだそう。強い日差しが当たらないように茶畑をよしずで覆って、やわらかく育った新芽をひとつずつ丁寧に手摘みで収穫するのだとか。その後蒸して乾燥させて石臼で挽いて抹茶に。1時間に挽くことができるのはわずか20gという極上本抹茶を贅沢に使用したジェラートは、ほのかな抹茶の風味を感じるレベル1からコクと深みのあるレベルMAXまで5段階。レベルに合わせて抹茶の濃度が上がり色もだんだんと濃くなります。
ソフトクリームは抹茶の濃さに応じてマイルドとプレミアムの2種類。プレミアムは苦みを感じる手前まで抹茶をふんだんに練り込んだ濃厚な味わいです。
コーンの上にたっぷりとソフトクリームをしぼった後は、2種類ともにさらに抹茶をたっぷりとかけていくので、ますます抹茶の風味を感じます。
極上の抹茶もさることながら、ほうじ茶フアンにはぜひほうじ茶のソフトクリームを。砂入り焙煎という昔ながらの焙じ方で棒茶をひと手間かけて仕上げたほうじ茶は、とてもまろやか。口の中で芳ばしい香りも広がります。
賑やかな小町通り沿いの「鎌倉茶々小町通り店」は、抹茶ジェラートと同じ極上抹茶を使ったプリンが看板商品。観光客が行き交う小町通りで、気軽にイートインしながらほっと一息つけるお店です。
オリジナルの「抹茶っ茶プリン」は、生クリームと牛乳、砂糖、卵黄といったオーソドックスな材料に風味を損なうことなく抹茶をブレンド。どれも旨味とコクを感じられます。一般的な抹茶の濃さのレベル1から濃厚なレベルMAXまで、お好みで5段階から選んで。
5種類の抹茶のプリンに「ほうじ茶」のプリンも加わって全部で6種類。プリンの入ったビンのフタには大仏様や江ノ電などの鎌倉をイメージするイラストが描かれ、ギフトにも最適です。化粧箱に入れれば、開けた瞬間にかわいい絵柄が現れます。好きな絵柄から抹茶のレベルを選ぶのもおすすめですよ。
ジェラートやソフトクリーム、プリンといったシンプルなスイーツを抹茶の風味で味わう「鎌倉茶々」。今回ご紹介した2店舗共に抹茶ラテやほうじ茶ラテなどのドリンクも評判です。散策途中に立ち寄ってはいかがでしょうか。