みなさんこんにちは。日焼け止めが欠かせないシーズンですね。
筆者はいわゆる敏感肌のため、日焼け止め選びには毎年悩みます。なぜなら、過去には日焼け止めや色つきの日焼け止め下地で肌荒れし、後悔した経験が何度かあるから。
最近の製品はどれも肌への安全性にこだわって作られているので、基本的にはそんなに警戒していませんが、それでも初めて使う製品は、まずパッチテストや手などで1日試す、いきなり全顔で試さず、片頬だけ、額だけ、など一部分だけで試す(もしも合わなかったときに、全顔ダメージを受けるのを避けるため)、といった警戒モードから始めます。
そんな筆者が今年のプチプラ新顔の中でも、「コレはいい!」と気に入ってよく使っている日焼け止めと、色つき日焼け止め下地をご紹介します。
3つ目は、大人気のブランド、&be。
&be UVミルクシリーズは、累計なんと120万個を突破(2022年1月〜2024年2月までの累計出荷数)した大人気製品なのですが、2025年の2月にさらにバージョンアップして登場しました。
元々の製品が、紫外線吸収剤フリーのノンケミカル処方で紫外線カット力も高かったので、これ以上どう改良するのかなと思ったのですが、さらに敏感肌の人が使いやすいものへとパワーアップしていました!
サイズが30gと100gの2パターンあり、今回ご紹介しているのはプチプラで購入できる30gバージョンです。
パワーアップした点その1は、乳幼児連用試験を実施して、赤ちゃんや敏感肌の大人もより使いやすく優しい仕様になっていること。
敏感肌としては、最初の時点でこういうことを言ってくれてるとかなり心強い。日焼け止めを選ぶときのポイントになります。
ほんのりシトラスとラベンダーのなごむ香りがしますが、これは精油の香りで合成香料は不使用なので、その点も安心しました。
パワーアップポイントその2は、UV耐水性が最高値の★★になったという点。水に濡れても落ちにくく、でも石けんオフができるつくりなので、真夏のアウトドアイベントに最適だと思います。
特にこの30gバージョンは、手のひらに収まるくらいのサイズで軽いので、どこにでも持っていきやすいと思います。
フタもワンタッチで開閉できるタイプだから、外での塗り直しもしやすい。
また、白いテクスチャーのものが「スタンダード」で、もうひとつ「ナチュラルベージュ」という色付きのバージョンもあり、普段の筆者の感覚だと、「ベージュがあるならベージュを選ぶ。白浮きもしないだろうし」と思うのですが、このUVミルクの「スタンダード」は白浮きもしないし、なんだか顔全体の透明感が上がる気がする、発光感が高まる気がするという、不思議な明るさが出ます。
なので、試している最中、意外に「スタンダード」の方にばかり手が伸びるという、自分でも意外な結果になりました。
ちなみに長時間保湿されていて乾かない実感も高いです。そのままでも上にファンデを塗っても、安心して1日過ごせると思います。
&beといえば、ヘアメイクアップアーティストの河北裕介さんがプロデュースしていて、川口春奈さんがブランドミューズを務めていることでもおなじみですよね。
そんなお洒落なイメージのブランドの製品が、敏感肌にも使いやすいものになっているというのが、今の時代なんだなと思います。
敏感肌向けのブランドは、その昔は、身近なドラッグストアなどには置いてないし、「特殊な肌の人が使うブランド」というイメージもあったと思うのですが(個人の感想かもしれませんが)、&beは皆が購入しやすいショップで扱われていて、しかもプチプラのものも多くて、ホントに今の敏感肌の人は恵まれてる! と思います。
下地にも使えて肌に優しい日焼け止めを探しているなら、ぜひ試してみてください。
Clue
https://andbe-official.com/shop/products/AB002UVM03
斎藤真知子
高級コスメにうっとりしつつ、デイリーメイクにはプチプラコスメも出番多し、の美容メインのなんでもライター。編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。……なのに寄る年波で部分的な毛穴の開きやテカリも気になる。スペインとお肉とオヤジ俳優好き。
構成・文=斎藤真知子