全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は京都府の「宝ぽち袋」をご紹介します。
淡いカラーがキュートな落雁が12個入った詰め合わせ。京菓子の老舗「亀屋良長」に古くから伝わる小さな木型を使って押物にして、ぽち袋に入れた可愛い和菓子です。京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU」が手がける伊勢木綿の袋の、モダンでありながら伝統的な和柄が素敵です。
ポチ袋の柄は5種から選べます。中には、ひとくちサイズの落雁が。モチーフは、打出の小槌、金嚢、巻物、隠れ蓑、米俵、小判、七宝、小梅、くす玉など。縁起のいい宝尽くしに、思わず笑顔になりそうですね。
小さな宝物をひとつつまんで口にふくむと、和三盆糖の上質な甘さがふわっと口の中に広がります。優しい甘みを残しつつ、さらっと溶けるような口どけの良さは、徳島の和三盆糖のみで仕上げた伝統の味です。
「亀屋良長」は、1803年(享和3年)に創業した老舗和菓子店。「スライスようかん」など、伝統を大切にしつつも遊び心を感じさせる新商品も人気があります。「宝ぽち袋」は日持ちがよくて、見た目も愛らしい縁起物。日頃の感謝の気持ちを伝えるささやかなギフトとしても、おすすめですよ。