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「自動車リサイクル法」 Q&A解説

読み:
じどうしゃりさいくる
英名:
End-of-life Vehicle Recycling Law
  • Q: 自動車リサイクルの実際は?
    自動車はどのようにして解体され、リサイクルされるのだろうか。

    A: 所有者から引取業者に引き渡された使用済み自動車は、引取業者からフロン類回収業者や解体業者に引き渡される。フロン類回収業者は、フロン類を回収して自動車メーカーや輸入業者へ引き渡す。また、解体業者は適正な解体を行い、エアバッグ類を回収して自動車メーカーや輸入業者へ引き渡す。こうしてフロン類やエアバッグなどが取り除かれた使用済み自動車は、破砕業者の手でプレス、せん断、シュレッディングなどの解体処理を施され、シュレッダーダストとなって自動車メーカーなどに引き渡される。自動車リサイクル法に基づいて処理された使用済み自動車のリサイクル率は、約95%となっている。

  • Q: 消費者が支払ったリサイクル料金はどうなる?
    自動車所有者が購入時に供託したリサイクル料金の行方は?

    A: 自動車の所有者は、新車を購入した場合にはフロン類、エアバッグ、シュレッダーダストの3品目及び情報管理料金について、リサイクル料金を事前に支払う。支払われた料金は自動車リサイクル促進センターが管理する。同センターでは使用済み自動車1台ごとの情報も管理しており、3品目がきちんと自動車メーカーに引き取られたか確認した上で、管理していたリサイクル料金を自動車メーカーに支払う。中古車を売買した場合には、新たな所有者は、車両の価値とリサイクル券に記載されている預託金相当額を中古車の売員代金に含めて、旧所有者に支払うこととなる。

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