A: 容器包装リサイクル法でリサイクル対象となっている容器は、しょうゆ、めんつゆ、みりん風調味料、酢、ノンオイルドレッシング、はっ酵乳、乳酸菌飲料、乳飲料、清涼飲料、酒などだ。このうち、ボトルに付着した内容品を水で簡単に洗うことができ、品質のよいペットボトルに再生可能できるものが対象となる。一方、油や化粧品などは洗浄しにくいため、「その他のプラスチック製容器包装」に分類される。リサイクル可能なペットボトルには、資源有効利用促進法に基づく識別マークをつけることが義務づけられている。
A: PETボトルリサイクル推進協議会は、日米欧の2011年におけるペットボトルリサイクルの統計資料を公表している。それによると、回収率は日本が79.6%、米国が29.3%、欧州が51.0%だ。欧米で用いられている指標の回収率で比べても、日本が高い水準を維持していることがわかる。なお、ボトルの販売量は日本が約60万t、米国が約250万t、欧州が300万t超だ。