A: 「宙ガール」は、宇宙や星に関心のある女性を指す呼称で、宇宙や星に興味をもちさえすればその日から「宙ガール」になったといってよいだろう。でも、せっかくなら天文ファンとして押さえておくべきグッズや図書などはそろえたい。まずは、星を観察するための望遠鏡や双眼鏡。そして星図。月の満ち欠けを知ることのできる月暦もある。「宙ガール」向けの衣服や帽子、手袋などのファッションも充実している。また、身近なところにある天文台や科学館には足を運んでおくべき。「宙ガール」の養成講座や認定式を行っている施設もある。
A: 星空の写真を撮影するのは、実はそれほど難しいことではない。高性能のデジタルカメラが普及した現在では、一眼レフや小型のデジカメでもきれいに撮ることができる。まず、撮影場所としてできるだけ街灯や車のヘッドランプなどの光が無いところを選ぶ。レンズフードを使うと余計な光をカットすることができる。撮影時に必要なのが三脚とレリーズ。三脚にカメラを固定し、手ブレ補正機能をオフにしたら、オートではなくマニュアル露出で撮影する。ISO感度は中位から高めにし、シャッタースピードは数十秒程度、レンズの絞りは開放か一段階絞るくらいにしておく。あとは構図を決めて、オートフォーカスではなく手動でピントを調整しながら撮影する。失敗しても設定を変えて根気よく挑戦すれば、納得の一枚が得られるだろう。撮影したデータをソフトで加工する人も少なくない。
