A: 男性中心だった林業の世界に飛び込む「林業女子」が増加している。森林で樹木の伐採を行う際には、チェーンソーなどの機械を使用する。このため、全国各地にある「林業女子会」の中には、地元の地方自治体や森林組合などと協力して、初心者向けの林業見学会やチェーンソーの講習会などを行っているところもある。実際に、こうした講習会でチェーンソーの資格を取得したり、立木の切り方を教わったりする女性は多い。
A: 森林や林業に関心をもつ「林業女子」は、各地で「林業女子会」を組織するなどして、さまざまな活動に取り組んでいる。チェーンソーなどの講習を受けて資格を取り、仕事として林業を選んで日々森林の中で作業する人や、森林関係のコンサルタント会社やNPOでスタッフとして働く人は増えつつある。休日だけ間伐などのボランティアをする人もいる。林業女子会の中には、地元産の木材を使った家具やアクセサリーづくりなど、女性の目線に立った製品やサービスを企業に提案するところもある。