A: 自然の中で共同生活をするためのキャンプ場は、自然を満喫できる場所にありながらも、適度に管理されていることが望ましい。親子でキャンプする場合は、自然を素材に語り合えるような場所であるとよい。また、ある程度の静寂さが保たれていることも必要だ。拡声器でひっきりなしに呼び出しや注意情報が流れるような無神経なキャンプ場では野営する意味がない。安全性も重要で、洪水で水浸しになったり、クマが出没したりする危険性のある場所に造営されていないかを確認する必要がある。トイレや炊事場がきちんと確保され、清潔であることもチェックポイントとなる。
A: 駐車施設まで車を乗り入れることができるオートキャンプ場が人気を得ている。オートキャンプ場は、多くの荷物を車で運ぶことができ、ペットを連れていけるところもあるが、利用にあたって守るべきルールがある。許可された区画以外の場所には車を乗り入れない。いくら暑くてもエアコンを使うためにエンジンをかけっぱなしにしない。音楽をかける場合には周囲の人や環境に配慮する。早朝や深夜に大声で話さない。ゴミをなるべく出さず、出たゴミはもち帰る。炊事場やトイレなどの設備を自分たちだけで使わず、使用後は掃除する。
