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「川」 Q&A解説

読み:
かわ
英名:
River
  • Q: 水辺林とはどんなもの?
    川などの水辺に生育している森林である「水辺林」が果たす役割とは。

    A: 川は、生物を育み、その川ならではの独自の生態系を形成してきた。そして、川に生活する水生生物の生態系は一つひとつ異なり、その違いが日本の川の生物の多様性を生み出している。水辺林とは、河川や湖沼などの周辺に生育する森林のことである。これらの水辺の森林は、降水時に土砂などが川に流入することを阻むほか、陸からの汚濁水の浄化などにも一役買っている。また、鳥のえさにならないように魚を守ることに加えて、水面に影をつくることで冷水性の魚の生息場所ともなっている。このほか、水辺林の木が倒れることや、秋の落葉が河川生態系の栄養源となるなど、多面的な機能をもっている。

  • Q: 川は子どもたちにとってどんな意義があるの?
    川について学ぶ機会が増えているが、川は子どもたちにとってどんな意義があるのだろうか?

    A: 川は子どもたちにとって魅力あふれる場所だ。現在は、水質汚染や危険性の問題から泳げる川が少なくなったが、かつては、夏になると川は子どもたちの絶好の遊び場であり、水泳の場所だった。水遊びができる川が制限されているとはいっても、今でも、子どもたちにとって、川が魅力ある場所であることに変わりはない。そして、川と触れ合うことによって、川の魅力を体感すると同時に、川についてのさまざまな知識を習得することができる。川と生態系、川と生き物、川と人の暮らしなど、環境教育の素材を川は豊富に提供してくれる。

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