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「新交通管理システム(UTMS)」 Q&A解説

読み:
しんこうつうかんりしすてむ
英名:
Universal Traffic Management Systems
  • Q: 新交通管理システムはどこで使われているの?
    新交通管理システム(UTMS)はどこで使われているのだろうか。導入事例を教えてほしい。

    A: 新交通管理システム(UTMS)は、警察庁が中心となって導入を進めている高度道路交通システム(ITS)だ。メーンシステムである高度交通管制システム(ITCS)のほかに、交通情報提供システム(AMIS)など多くのサブシステムがある。サブシステムのうちAMISと緊急通報システム(HELP)は全都道府県で導入されている。また、公共車両優先システム(PTPS)や歩行者等支援情報通信システム(PICS)も、それぞれ40前後の都道府県で導入されている。

  • Q: 新交通管理システムと環境との関係は?
    新交通管理システム(UTMS)は環境保全にどのように役立つのだろうか?

    A: 新交通管理システム(UTMS)のうち、環境保全に最も関係が深いのが交通公害低減システム(EPMS)だ。大気や気象の条件に応じた交通情報を提供したり、信号を制御して交通誘導したりすることで、自動車の走行に伴って発生する排気ガスや騒音・振動の低減を図る。EPMSは、神奈川・静岡・兵庫の各県で実用化されている。このうち兵庫県では、国道43号線で排ガス感知器や騒音感知器などにより収集したデータをもとに、周辺地域の環境への影響を最小化するための信号制御や情報提供などを行っている。

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