A: ウォームビズなど事業部門での地球温暖化防止に向けた運動を、一般家庭へと広げるために環境省が「チャレンジ25キャンペーン」の一環として進めている「うちエコ!」。暮らしの中のちょっとした工夫で、家にいながらにしてCO2の排出削減や省エネができる取り組みとして人気が高い。たとえば、日本では1年間に暖房を使う日の方が冷房を使う日よりも多く、暖房の設定温度を下げる方が冷房の設定温度を上げるよりも機器1台あたりの削減効果が高い。エアコンで暖をとる時間を1日1時間短くすると、ひと冬でCO2を約15kgも削減できるのだ。このほかにも、鍋料理をする時に鍋の底から火がはみ出さないようにしたり、白熱電球を蛍光ランプやLED電球に替えたりすることで、CO2を削減できる。
A: 「うちエコ!」は、ウォームビズなど事業部門での地球温暖化防止に向けた取り組みを家庭へと広げるために、環境省が「チャレンジ25キャンペーン」の一環として行っているものだ。衣食住など暮らしの場面ごとに、家の中でできる温暖化対策を勧めている。こうした経緯もあって冬の事例が多いが、次のように季節を問わない「うちエコ!」もある。1) エアコンの設定温度を28度にする、2) 洗濯をする時はまとめ洗いをする、3) 冷蔵庫にものをつめ込みすぎない、4) 野菜の下ごしらえに電子レンジを使う、5) シャワーをこまめに使う、6) 電球を蛍光ランプに替える。