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「紫外線」 Q&A解説

読み:
しがいせん
英名:
Ultraviolet Rays
  • Q: 紫外線の害から身を守るには?
    紫外線をうまくカットするための方法はどんなものがあるのだろうか?

    A: 地表に届く太陽光線の中で最も波長の短いものが紫外線で、そのうち人体に有害なUV-Bが大量に地表に降り注いでいることがわかり、人体への影響が懸念されている。紫外線の影響は、地域や個人によって差があるが、基本的には、紫外線が強くなる4〜9月の間、直射日光を浴びる活動はできるだけ避ける。帽子、サングラス、日傘の着用、長袖のシャツの着用、日焼け止めクリームの活用、目の細かい生地の衣服を着ることなどが挙げられる。最近ではUV-Bをカットするサングラスや化粧品なども販売されている。サングラスの場合、太陽の光が目に入る量が少なくなるため、瞳孔がサングラスをかけない場合より大きく開くことから、十分な紫外線カット効果がないものは、かえって危険な場合があるので注意が必要だ。網目や織目がしっかりしている生地かどうかは、服を太陽光にかざしてみるとわかる。光の透過量の少ない方が紫外線をカットする率が高い生地だ。日本人は欧米人に比べて紫外線の被害は少ないと考えられているが、これらの対策を組み合わせて、紫外線の害を防ぐことが大切だろう。

  • Q: 紫外線の強さはどのようにわかれているの?
    紫外線の強さに関する国際的な基準にはどんなものがあるのだろうか?

    A: 国際的には「UVインデックス」という指標が広く使われている。これは世界保健機関(WHO)が紫外線の強さを人体への影響の点からわかりやすく指標化したもので、「1」から「11+」の段階に分かれている。具体的には、「1〜2」は「弱い」で、「安心して戸外で過ごせる」段階。「3〜5」は「中程度」、「6〜7」が「強い」で、いずれも「日中はできるだけ日陰を利用する、できるだけ長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を利用する」となっている。そして、「8〜10」は「非常に強い」、「11+」は「極端に強い」となっており、いずれも「日中の外出はできるだけ控える、必ず長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を着用する」という、もっとも注意を要する段階である。

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