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「環境省政策会議」 Q&A解説

読み:
かんきょうしょうせいさくかいぎ
英名:
Environmental Policy Council
  • Q: 環境省政策会議と中環審との違いは?
    新設された環境省政策会議と、以前からある中央環境審議会との違いを教えてほしい

    A: 環境省政策会議は、政権交代を受けて環境省に設置された環境政策を話し合う場だ。環境省にはすでに、環境大臣が有識者などから意見を求める諮問機関の中央環境審議会(中環審)がある。中環審は環境基本法に基づき2001年に設置され、環境保全に関する知識や経験をもつ専門家などが委員を務める。また、中環審の下には政策分野別の部会がある。一方、政策会議は法律に基づく諮問機関ではなく、新政権が政府・与党の一元化における政策決定過程として各府省に設置したものだ。副大臣が主催し、与党の委員会所属議員が参加。行政との意見交換を通じて政策を立案する。

  • Q: 環境省政策会議を置くメリットは?
    環境省政策会議を設置するメリットはどこにあるのだろうか?

    A: 環境省政策会議は、政府・与党の一元化における政策決定過程として環境省に設置された会議だ。環境問題には公害から地球温暖化まで多種多様な分野があり、原因や解決手法はさまざまだ。環境省には分野ごとに局や部などの専門部署があり、法令の制定・改廃や運用などを行っている。また、専門家による審議会などもある。しかし、環境が政治や経済にとって重要なテーマになった今、行政だけでなく政治が主導して環境政策のかじ取りを行う必要がある。政策会議には大臣や副大臣をはじめ与党議員が出席し、政府側から個別の政策課題に関する説明を受けるとともに、政策への提案を行う。これにより、政治主導による環境政策が実現へと一歩近づく。

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