1993年に発効した生物多様性条約の締約国が集まる会議。通称COP。1994年にバハマでCOP1が開催されて以来、これまでに9回行われている。2002年にハーグで開かれたCOP6では、2010年までに生物多様性が失われる速度をはっきり減少させるという「2010年目標」が採択された。2010年に愛知県名古屋市で開催されるCOP10は、2010年目標の達成状況が検証されるとともに、新たな目標の策定などが話し合われる節目となる会議だ。
生物多様性条約締約国会議(COP)の議題となる「2010年目標」とは、どんな内容なのだろうか?
生物多様性を保全するために、国内の各地域ではどんな取り組みが進められているのだろうか?