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「全国一級河川水質現況調査」 とは

読み:
ぜんこくいっきゅうかせんすいしつげんきょうちょうさ
英名:
Water Quality Investigation of Major National Rivers

国が直轄管理している一級河川を対象とした水質調査。1958年から毎年、国土交通省が実施している。2010年は全国の109水系で調査を実施し、生活環境保全に関する環境基準項目のうち、BOD(生物化学的酸素要求量)またはCOD(化学的酸素要求量)の基準を満たした地点の割合が91%となり、2年連続で過去最高を記録した。

2010年の水質改善状況に関するランキングでは、過去10年間にBOD値が大幅に改善されたものとして、大和川と綾瀬川があがった。また、BOD値の平均水質ランキングでは、北海道の雨竜川などが上位を占めた。一方、ごみの量や水の臭いなど新たな指標を用いて、また泳ぎたいと思うきれいなところを尋ねたところ、調査地点の約2割にとどまった。

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