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「溶存酸素(DO)」 とは

読み:
ようぞんさんそ
英名:
Dissolved Oxygen

水中に溶解している酸素のこと。英名を略してDOと呼ぶ。DOは魚介類の生存や、水中での自浄作用に不可欠だ。気圧や水温、溶存塩類濃度などによって変化し、BODなど水中の有機物質濃度と逆相関関係にある。つまり、BODが高い水はDO値が低い。また、塩分濃度の影響で海水の方が河川や湖沼などよりもDOが低い。

DOは水域からの悪臭発生にも関係があり、DOが2mg/リットル以下になると硫化水素などの原因物質が増えて悪臭が発生する。魚介類が生きていくためには3?/リットル以上のDOが必要で、良好な状態に保つためには5?/リットル以上であることが望ましい。通常、DOの計測には溶存酸素計(DOメーター)が用いられ、隔膜電極(ガルバニ電池)方式などがある。

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