- 読み:
- でぃーおーいー
- 英名:
- Designated Operational Entities
京都議定書に基づくCDMプロジェクトにおける温室効果ガスの排出削減量について、第三者の立場から有効化審査と検証・認証を行う指定運営機関のこと。DOEは、エネルギーや化学、建設、廃棄物処理など15の分野（スコープ）から、認定を受けた分野についてのみ有効化審査や検証・認証を担当することができる。また、あるCDMプロジェクトに関する有効化と検証・認証に関する審査は、原則として別々のDOEが行う。
DOEの認定は国連CDM理事会が行い、文書審査と現地審査に合格すれば仮認定、更に立ち合い審査に合格すれば最終認定を得られる。2009年10月現在、日本のISO審査登録機関を含む45機関が認定を受けている。
