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「CSR報告書」 Q&A解説

読み:
しーえすあーるほうこくしょ
英名:
Corporate Social Responsibility Report
  • Q: CSR報告書を公表する企業の数は?
    CSR報告書を公表している企業は何社くらいある?

    A: CSR報告書は、環境や社会問題などに対して企業が倫理的な責任を果たすべきであるとするCSR(企業の社会的責任)の考え方に基づいて行われる、企業による社会的な取り組みをまとめた報告書だ。環境省が公表した2005年度の「環境にやさしい企業行動調査」(1部、2部上場企業及び従業員数500人以上の非上場企業の合計6,444社を対象)によると、環境報告書を作成・公表している企業は933社あり、そのうち6割以上が、環境面だけでなく、社会・経済的側面も記載している。同省は、2007年に改訂した「環境報告ガイドライン」の中で、企業の社会的責任や持続可能性に関する、いわゆるCSR関連の情報を含むものも、「環境報告書」とみなすとしている。

  • Q: CSR報告書を読む人の主な関心事は?
    環境報告書やCSR報告書の読者の主な関心事は何だろうか?

    A: 環境や社会問題などに対して企業が倫理的な責任を果たすべきであるとするCSR(企業の社会的責任)の考え方に基づき、企業が取り組むさまざまな社会的な活動などをまとめたものが、CSR報告書だ。NTTレゾナントが2008年2月に公表した「第8回 環境・社会報告書に関する読者の意識調査結果」によると、一般消費者の関心事として多かったのが「地球温暖化」で、全体の8割に達した。この結果を2005年の調査と比べると、未婚の20代以下で17.5%も上がっており、若い年齢層での温暖化への関心が急上昇していることがわかる。一方で、環境・社会報告書の一般消費者への到達率(認知・閲読状況)は約45%で、調査対象者の半数近くが報告書の存在を知らないことが明らかになった。また、報告書を企業間で比較できないことに関する問題意識も高くなっている。

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