サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

広報こもろ連載 2016年6月号 キバネツノトンボ

広報こもろ連載 2016年6月号 キバネツノトンボ
2020年12月03日

5月末から6月に不思議な形のトンボのような昆虫を見たことがないだろうか。よく晴れた日に、見晴らしのよい明るい草原をかなりのスピードで飛びまわっているのはキバネツノトンボだ。 トンボと名がついているけれど、アリジゴクの親のウスバカゲロウに近い仲間だ。とまり方もトンボとはずいぶん違う。活動中は翅を開いてとまり、休むときは翅を屋根型に閉じてとまる。トンボの触角は細くて短いけれど、キバネツノトンボは長くて先端が丸いチョウのような触角を持っている。ツノトンボという名前はこの長い触角からつけられたことがわかる。幼虫はアリジゴクのような巣は作らないけれど姿はそっくり。地面にいる昆虫をつかまえて食べ、2年かけて成虫になる。翅を開いた大きさは6cmぐらい、本州と九州にすんでいるけれど、数が減ってしまった場所が多い。幼虫時代が長いのでその間に草原がなくなってしまったらもうそこには住むことはできない。幸い小諸では数が多い昆虫で、キバネツノトンボを見たいと小諸を訪れる人もいる。

関連タグ
小諸周辺
小諸日記(広報こもろより)
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。