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海野和男のデジタル昆虫記

ぼくが一番撮りたかった虫(ウシロムキアルキ)

ぼくが一番撮りたかった虫(ウシロムキアルキ)
2013年09月29日

 タイでぼくが一番撮りたかった虫はこの写真の虫だ。今回初めてタイで出会った。
 なんで一番撮りたかったかと言えば、学生時代に翻訳を手伝ったヴィックラーの「擬態」という本の中で、このお尻と頭が反対に見える半翅目(ヒロズアシブトウンカの仲間)のイラストにえらく惹かれたからだ。インドシナ半島に多いようで、マレーシアでは北部にしかいないようだ。それでなかなか会う機会がなかった。
 歩く時にどうするかが一番興味があり、そのビデオを撮った。
予想どおり、後ろ向きに歩くのが上手だ。ウシロムキアルキという名を与えてしまいたい。
 それにしても、お尻に偽の顔を持つと、歩き方まで変わってしまう、というのが擬態のすごいところであり、進化の不思議である。

コンデジのTG-2のスーパーマクロの動画は小さな昆虫を追うのに便利だった。その動画を動画一覧にアップ。

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