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海野和男のデジタル昆虫記

CX5で霧氷を撮る

CX5で霧氷を撮る
2011年03月28日

 昨日は、震災後はじめて小諸のスーパーやガソリンスタンドにいった。東京でも、震災後は近くのコンビニへ行ったぐらいで、電車も車も使わなかったので、久し振りの買い物である。電池だけが品切れになっていた以外は、以前とまったくかわりがなかった。長野は東京よりもやはり被災地から遠いいのだなと思った。距離はさして変わらないのだが、慌てて物を買うなどの行動は起こっていないようだ。
 これは電気やガソリンなどの、現在の生活に必要な基本のものが不足していないからだろう。電気は東京電力ではなく、中部電力で規格が違うから、勿論停電はない。
 今の家庭用の電気製品は50ヘルツでも60ヘルでも問題なく動くし、100vでも200vでも大丈夫な製品もけっこうある。こういった災害を期として、日本中の電気の規格を統一すべきだなと思った。
 さて、リコーのCX5、高倍率ズーム搭載の人気のコンパクトデジカメだ。マニュアル露出がないが、28―300mm相当で1cmマクロもあるし、いろんな機能が満載だ。
 ぼくはコンデジはマニュアル露出が基本である。マニュアル露出で、一眼レフでは撮れない写真を撮るというのがぼくのコンデジ使いの基本姿勢。それで、GXRなどの方の出番が多い。
 しかし、一般にはコンデジでマニュアル露出が欲しいというのはごく一部の人だ。来年に向けて、子供向きにコンデジを使って、自然や科学の写真を撮ろうという本作りを目指している。そこでぼくも全てオートで撮らないことには、本を書くわけにも行かない。今日から思い直して、そうした写真も撮っていくことにした。
 ヒメギフチョウの交尾と霧氷舞うを動画サイトに新規アップした。
 動画サイトをはじめてから、小諸日記に費やす時間がずいぶんかかるようになった。以前はビデオは撮るだけで、編集は人任せだったので、動画の扱いに慣れていない。
 多少はわかるimovHDで編集するのだが、一番困るのが画像のサイズだ。ぼくのサイトの場合、あらかじめ、そこにあう大きさにビデオを作り直す。ぼくの使っている古いimovはコーディックがapple特有の物で、互換性があまりない。問題は古いHDVで撮った画像。FinalCutで作った書類と、imovで作った書類では縦横比が異なるのだ。finalカットで編集した物をそのままドラッグすると、横幅が減ってしまう。これはHDVが特殊な縦横比を持っているからで、imovではいったんフルハイビジョンサイズに直す。いろいろな素材が混在するので、統一して扱うのにあっという間に時間が経ってしまう。一眼レフのビデオなど720P やFHDは、そういった点は心配なく、スムーズに編集ができる。
 動画サイトの映像はいかがだろうか。ぼくなりに懸命にやっているので、見て頂ければと思う。

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