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海野和男のデジタル昆虫記

E-5のビデオ

E-5のビデオ
2010年11月01日

 E-5のビデオはフルハイビジョンではない。本当に惜しいと思う。夏にビデオを撮ってみて、素晴らしい絵を作るものだと思った。レンズ性能の良さなのかもしれないが、しっかりとしていて、なおかつボケ味も良いビデオは、もしフルハイビジョンだったら、現行のどの一眼レフもかなわないと思わせる絵だ。本当に惜しい。
 特にビデオで昆虫や動物を撮る場合、フルサイズよりもAPS、APSよりもフォーサーズが被写界深度の点や、望遠やマクロの倍率が高くなることなどから、使いやすい場面も多いと思う。
 撮像素子の大きさが放送用のビデオカメラとフルサイズの中間にあるから、放送用ビデオのような使いやすさと深度、フルサイズで得られる綺麗なボケ、うまくレンズの絞りを使えば、その両方を得ることができる。こんなことをを書くと、パナのGH-2のことをほめているようにも思う。
 パナのGH-2は使ったことがないがGH-1ですら、ビデオカメラとしてはとても良くできている。問題は写真とビデオを両方撮る時に、GH-1はやや不満だ。両方とも最高によいというカメラが欲しいと思うのである。 
 写真はE-5のビデオから切り出したミヤマカラスアゲハがおしっこをするシーンなど。

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