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海野和男のデジタル昆虫記

オオセンチコガネの構造色

オオセンチコガネの構造色
2008年12月12日


 今日はビッグサイトで開催中のエコプロダクツ2008でトーク。プロジェクターがビデオ画質だったのがちょっと残念だったけれど、予想以上のたくさんの方に聞いていただけて嬉しかった。来てくださった方、ありがとう。今年はトークショーがけっこう多かった。直接聞いてくださる方の前で話すのは、ぼくもとても勉強になる。これで今年のイベントは終わり。

 オオセンチコガネは日本の産地に住む美しいコガネムシだ。動物の糞を食べ、赤紫の美しい光沢を持つものが多いが、産地により青や緑に光るものもいる。甲虫の構造色は仲間同士のコミュニケーションに役に立つのだと思うが、なぜ様々な色があるのかはわからない。
 写真は上が自然光、したがストロボ直射で撮影したものだ。ストロボをダイレクトに当てると、輝きは消えてしまう。甲虫の構造色には偏光が関係していることがわかっている。



写真展「蝶の道」1月5日より20日まで銀座ニコンサロン、2月5日より11日まで大阪ニコンサロン。1月9日、2月5日は午後7時より写真展会場でフォトセミナー(入場無料)も開催。また同名の写真集を東京農工大学出版会より、写真展に会わせて出版。

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