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海野和男のデジタル昆虫記

ロウバイ

ロウバイ
2006年01月29日

 北の丸公園に、今年はじめていった。懐かしい良い香りがした。見るとカメラマンがロウバイの花の前でニコンD200をかまえていた。
 ちょっとまって、カメラマンが去った後に撮影した。次にミツマタが咲いているところにいったら、また同じ人がいた。きっとその人も年に何回かこの場所を訪れて、同じ被写体をとっておられるのだろう。
 今年は例年と比べて、東京は花の開花がおくれている。このミツマタは紅花だが、まだ色づいていない。
 驚いたのはアメジストセージが枯れていたことだ。この数年、千代田区で良く植えられている植物で、チョウやハチが良く来る。
 植物は種類によって耐寒性が異なる。経験から行くと、亜熱帯の植物でも気温が5度を割らなければ枯れることはないように思う。やや耐寒性の弱いこのアメジストセージのような植物はもう少し低い温度でも大丈夫だ。0度を割る日が続かなければ地上部は冬でも緑色だ。春になればまた復活すると思うが、冬に地上部が完全に枯れたのを見たのは東京ではしばらくぶりだ。
 マイナス5度というのが次の関門のように思う。小諸にカラスザンショウという木を植えたことがある。落葉樹で耐寒性はかなりあるが、寒い冬に枯れてしまった。それぞれの植物の耐寒温度であうと思う。

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