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海野和男のデジタル昆虫記

雪の上のタマバチ

雪の上のタマバチ
2005年01月03日

 先日の翅のないタマバチに続いて、今日は翅のあるタマバチ。アトリエの近くを歩いてみると、雪の上に実にたくさんタマバチが見つかる。今はもう圧倒的に翅のあるタイプが多い。
 こちらはミツバチと違って、雪の上を平気に歩いている。活動できる外気温が低いところに設定されているのだ。温かいところに移してやると、おそらく短命になってしまうのではないかと思う。
 今朝は、最低気温がついにマイナス10度以下に下がったが、体に不凍液のようなものが入っているのだろう。ちなみに幼虫越冬するチョウなどでは、グリコーゲンがグリセリンに変化し低温に耐える仕組みになっているのだという。

◎岩波ジュニア新書「デジカメ自然観察のすすめ」ちくま新書「昆虫の世界へようこそ」いずれも自信作です、読んでいただければ嬉しいです。
◎東京電力のHPで昆虫教室。24回のシリーズです。第10回は「チョウの大陸大移動」。こちらからどうぞ。


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