ほりたみわ展「いぬとかみさまDOG&GOD」が12月7日より開催!好評を博したデビュー展に続く第2弾

  • 2024年11月24日
  • Walkerplus

長野県千曲市土口の民家を改築して2023年にオープンしたアートギャラリー「art cocoon みらい」で、2024年12月7日(土)から2025年1月13日(祝)まで、ほりたみわ展「いぬとかみさま DOG&GOD」が開催される。
2024年12月7日(土)から2025年1月13日(祝)まで「いぬとかみさま」展が開催
2024年12月7日(土)から2025年1月13日(祝)まで「いぬとかみさま」展が開催


■愛犬との暮らしから広がる、神々との優しい語らい
2023年9月に開催され、そのかわいらしさや親しみやすさで好評を博した、ほりたみわのアーティストデビュー展「かわいいインドのかみさま」。本展はその続編となる「かみさま」シリーズの第2弾だ。今回の展示では、ほりたみわが運命に導かれるように出合い、こどもの日に迎えた狆(ちん)の仔犬「ちまき」との暮らしを通じて深まっていった、かみさまと自分自身との関係が描かれている。

前回は15センチ×20センチ大の額装作品が主だったが、今回は大型のB1サイズ(728ミリ×1030ミリ)の作品「いぬとかみさま 世界」「いぬとかみさま 本」に加え、八角形のパネルなども用い、新たな試みに挑戦。さらにかわいらしさを追求しつつ、精妙な絵肌の表現も加わり、かみさまとの対話が繊細に描かれている。

さらに、展覧会関連イベントとして、初日の12月7日(土)は、ほりたみわが来場者とかみさまについて語り合うアーティストトークを開催。また、2025年1月12日(日)は、サウンドアーティストの中島水さんと、ダンスアーティストの鈴木彩華さんによる、展覧会のイメージを音楽とダンスで表現するパフォーマンスも予定している。
【写真】「いぬとかみさま ナラシンハ」12.5×23センチ・ベニヤ、漆喰、アクリル絵の具・2024
【写真】「いぬとかみさま ナラシンハ」12.5×23センチ・ベニヤ、漆喰、アクリル絵の具・2024

「いぬとかみさま クリシュナのお口」6×12.5センチ・胴縁、漆喰、アクリル絵の具・2024
「いぬとかみさま クリシュナのお口」6×12.5センチ・胴縁、漆喰、アクリル絵の具・2024

「いぬとかみさま ガネーシャ」24.5×22センチ・ベニヤ、漆喰、アクリル絵の具・2024
「いぬとかみさま ガネーシャ」24.5×22センチ・ベニヤ、漆喰、アクリル絵の具・2024

「いぬとかみさま 恵比寿さま」18×18センチ(八角形)・タモ材、漆喰、アクリル絵の具・2024
「いぬとかみさま 恵比寿さま」18×18センチ(八角形)・タモ材、漆喰、アクリル絵の具・2024


■ほりたみわ展「いぬとかみさま DOG&GOD」概要
・会期:2024年12月7日(土)〜2025年1月13日(祝) 13時〜18時
・休み:火〜木、2024年12月28日(土)~2025年1月9日(木)
・会場:art cocoonみらい(長野県千曲市土口378-1)
・入場無料(予約不要)
・作品点数:約30点
・オープニングアーティストトーク「ほりたさんとかみさまについて語り合おう」
※あなたのご縁のあるかみさまからのひと言リーディング実施(詳細は公式LINEにて)
2024年12月7日(土)15時〜16時 定員20人(要予約) 参加料1000円
・音楽・ダンスパフォーマンス「SOUND&DANCEライブ」 出演:中島水(音楽)/鈴木彩華(ダンス)
※展覧会イメージに合わせたパフォーマンスを行う
2025年1月12日(日)15時〜16時 定員20人(要予約) 参加料1000円

■展覧会コンセプト
かみさまってどんなかたちをしているのだろう?どんなにおいがするのだろう?かみさまって一体何なのだろう?かみさまって形もにおいもわからない。でも、ふとした瞬間に「神」の存在を感じることがあるのではないだろうか。美しい自然の姿や、大切な人との出会い。私たちの人生には奇跡が満ちている。古今東西、さまざまなかみさまやほとけさまが描かれ、彫刻に刻まれてきた。それぞれの文化や生活に溶け込んだその姿は、時に私たちの日常の中にふっと顔を覗かせる。

「いぬとかみさま」は、自分自身とかみさまとの関係を描いた。こどもの日に迎えた狆(ちん)の仔犬、「ちまき」との最初の瞬間は、運命に導かれたようだった。その小さなふわふわに触れた瞬間、他の仔犬にはなかった、不思議なぬくもりというか、言葉では表せない何かを感じた。ちまきと暮らしていく中で、ちまきはいつでもまっすぐな愛と信頼で接してくれた。

ちまきの愛と信頼によって、インドの聖典「バガヴァッド・ギーター」に書かれている「私に意と知性を捧げ、私を信愛するヨーギン、彼は私にとって愛しい。(BG12-14)」の意味がわかったような気がした。私たち人間もかみさまと向き合う心がちまきのように純粋であることで、もっと深い幸せと心の平安を得ることができる。純粋な愛を注ぎ、信頼を寄せ合うことが、かみさまとのつながりを感じさせてくれるものだと気づいた。この展示を通して、あなた自身のかみさまやほとけさまとのつながりを感じ、心が温かくなる瞬間を見つけてもらえたらうれしい。ーーほりた みわ

※「神様」ではなく「かみさま」と表記しているのは、畏怖の念だけでなく、私たちの日常に寄り添う身近で温かな存在として感じられるようにという思いからである。

■ほりたみわ(HORITA Miwa)
1975年、岡山県岡山市生まれ。東京造形大学(デザインⅠ類)卒業。デザイン事務所やゲーム会社などを経て、現在はフリーで活動中。イラストレーターとしてさまざまな媒体での仕事を行う一方で、子どものころから親しんできた神様をテーマとしたグッズ制作にも取り組んでいる。2023年、art cocoonみらいでの斉藤裕之師との運命的な出会いをきっかけに、漆喰にアクリル絵の具や岩絵具で神様を描く作品制作を始める。
 ほりた みわ


今回の展覧会について、担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の展示のイチオシポイントについて教えてください。
前回好評を博した、アーティスト「ほりたみわ」の続編となる「かみさま」シリーズ第2弾の展示です。しっくいに、主にアクリル絵の具で、七福神やインドのかみさま、キリストや天使、ギリシャ神話の神々、龍、獅子などさまざまなかみさまを描いた作品を約30点出品します。

ーー開催されるギャラリーについて教えてください。
「art cocoon みらい」は長野県千曲市土口にある築85年の家を改築し、2023年3月にオープンしました。ギャラリーでは、現代美術を中心に工芸作品も展示・販売しており、作家と作品を展覧会を通じて紹介しています。アートと表現を通じて、人生を豊かに楽しむためのコミュニケーションの場を提供し、「アートって何?難しい」と感じる人にも、その魅力を伝えられればと考えています。

かみさまとの深い対話をテーマに、愛と信頼、そして日常に寄り添う神聖な存在を描いた作品が展示されている本展。ぜひ、この機会に「かみさま」との新たなつながりを感じ、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。

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