那須高原の大自然に佇み、時に追われることを忘れ、心ゆくまでくつろげる宿泊施設「那須 無垢の音(むくのね)」が2024年4月1日より開業した。建築家の石上純也さんが手がけたアート作品「水庭」と、季節の食材や那須の味覚を取り入れた本格フレンチを楽しめる。
■地産の美食と本格フレンチを満喫できるスモールラグジュアリー仕様のオーベルジュ
「那須 無垢の音」は、3万5000平方メートルを超える広大な自然の中にある宿泊施設。東京駅から那須塩原駅までは1時間ほどとアクセスもよく、気軽に優雅な寛ぎの時間を堪能できるのがポイントだ。オーベルジュの顔となるレストランでは、総料理長の千葉拓海さんを筆頭に新進気鋭の料理人をそろえ、那須の豊かな自然の中で育まれた食材を中心としたフレンチコースが上質なワインとともに提供される。宿泊当日の朝に採れたばかりの食材で仕立てているため、最上級な空間でその日限りの贅沢な味わいが楽しめる場となっている。
また、朝の時間は那須の匠たちが生産した高原野菜のサラダ、ヨーグルト、ミルク、チーズ、ハム・ベーコン、地鶏卵料理、自家製ジャムなどのメニューを用意。穏やかな日差しと小鳥のさえずりとともに、いつもとは違う朝食の時間を満喫してみてはいかがだろうか。
■ここでしか鑑賞することができない、樹木のアート作品「水庭」で和の美を楽しむ
「那須 無垢の音」最大の特徴と言えるのが、国内外から高い評価を受けている「水庭」。一見、自然の森のように見えるが、実は318本の樹木を移して作られたアート作品なのだ。建築家の石上純也さんによる緻密な計算と繊細な感性により生まれた壮大な空間は、まるで一枚の大きな絵画のよう。目の前にすると目を閉じ、ゆっくりと深呼吸したくなるこのエリアは、時の経過を忘れ、心が和む時間を過ごせそう。
石川さんは「夏には、池の水、陸の草、光と影が交わる環境がつくられ、秋には色づいた葉が池の中にたまる景色、冬には雪の白、影の黒のモノトーン景色に変化します。季節ごとに変化する水庭で、それぞれの景色で楽しんでいただきたいです」と四季折々の楽しみ方を案内している。
■那須の自然に寄り添う1棟貸しの「スイートヴィラ」で寛ぎのひとときを
目の前に美しい自然が広がる、1棟ごとに分かれたスイートヴィラは、約68平方メートルの室内に約14平方メートルのテラスからなり、無垢材を使用した自然と調和し心地がいい。
木漏れ日が降り注ぐ開放感のあるテラスからは、那須の自然を満喫することができ、水庭やレストランの食事とともに、寛ぎのひとときを過ごせる。また、那須連山からの恩恵を受けた自然環境をより一層楽しんでもらいたいという想いから、本施設のすべての蛇口から出る水は、純度が高くミネラル分をたっぷり含んだ那須の天然水を使用している。そんな那須の天然水で沸かす半露天仕様のお風呂は肌触りが優しく、なんとも贅沢な空間を演出してくれるのだ。
さらに、2024年初夏には、カジュアルに楽しめるツインタイプのB＆Bをオープン予定。カジュアルツインルームで、ベッド＆ブレックファーストの宿泊スタイルを楽しめそう。
美しい那須の大自然の中で、生命の息吹を感じ取れる空間と、そこに滞在する時間、すべてが”無垢”な感情。都会の喧騒を離れ、那須 無垢の音で、四季の移ろいを感じながら、時に追われることを忘れるひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
