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今週末(4月6・7日)の桜見頃はここ!東・西日本の7分咲き〜満開を迎えるお花見名所ガイド

  • 2024年4月4日
  • Walkerplus

記録的な早さで開花した2023年に比べ、かなりスローペースな開花となっている2024年の桜。九州ではまさに今が満開、関東でも先週末から少しずつ開花し始め、今週末には見頃となる予想だ。また、東北からも開花の便りが届き始めている。現時点の予想から、早ければ今週末(4月6日・7日)に7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな、人気お花見スポットをピックアップする。
※各スポットの見頃は2024年4月3日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。

■【九州】今週末(4月6日・7日)満開の桜を楽しめそうな名所

■【佐賀県】脊振桜街道の桜 / 川の下流側から徐々に咲き始める桜
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

城原川眼鏡橋付近の県道21号線(三瀬神埼線)沿い約1キロの区間に約50本の桜が植樹されている。標高差があるので、下流から咲き始めて上流付近が咲き終わるまでの約半月にわたり、川沿いに続く桜並木が楽しめる。



■【長崎県】西海橋公園の桜 / 紺碧のうず潮をバックに薄紅色の桜が咲き誇る
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

針尾瀬戸をまたぐ2つの西海橋の、佐世保市針尾東町側と西海市西彼町側、および新西海橋の添架歩道部分を整備した観光型の公園。旧暦3月3日の節句潮と呼ばれる大潮時は、干満の差が大きくなり、紺碧のうず潮と薄紅色の桜の美しいコントラストを見ることができる。2024年3月16日から4月7日(日)には西海橋春の「うず潮祭り」が開催される。期間中は屋台の出店やさまざまなイベントも催される。18時〜21時30分には佐世保市側の芝生広場でぼんぼりの点灯も行われる。



■【熊本県】熊本城の桜 / 熊本城の復旧に向け咲き誇る桜
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

熊本地震から復興が進む熊本城では、毎年3月下旬から4月上旬にかけて桜の馬場城彩苑や二の丸広場周辺で桜を見ることができる。二の丸広場、行幸坂、天守閣前広場、坪井川沿い(長塀沿い)が、特に桜の見どころだ。



■【大分県】亀山公園の桜 / 公園全体がピンクに染まる桜の名所
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

山頂に後醍醐天皇、楠木正成、春日大明神を祀る日隈神社がある公園。三隈川沿いの日田温泉の隣に位置する小高い丘となった日隈山の一部だ。山によって三隈川を分流させており、公園内にも川の流れが引き込まれている。3月下旬から4月上旬には、公園の西側に植えられた約75本のソメイヨシノが満開に。公園全体がピンク色に染まり、多くの花見客が訪れる名所となっている。



■【宮崎県】母智丘公園の桜 / 南九州随一の桜の名所を堪能
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

長い歴史を持つ南九州随一の桜の名所、母智丘公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、園内にはソメイヨシノ、山桜、八重桜など約2600本の桜が植えられている。例年、3月下旬~4月上旬には多くの観桜客でにぎわい、桜のほかツツジも楽しめる。2024年3月下旬~4月上旬(開花期間に合わせて)には「第74回都城もちお桜まつり」が開催。出店・ライトアップ(日没~21時)など実施される。



■【鹿児島県】忠元公園の桜 / 2キロにおよぶ桜並木で春を満喫
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

「日本さくら名所100選」に選ばれている桜の名所。3月下旬から4月上旬には約700本の桜が満開となり、2キロにわたる桜並木が花見客を出迎える。2024年3月23日〜4月7日(日)には、「忠元公園桜まつりウィーク2024」が開催(予定)。期間中は夜桜提灯のライトアップがある(※詳細は伊佐市公式サイトでご確認ください)。



■【関西・中国・四国】今週末(4月6日・7日)満開の桜を楽しめそうな名所

■【奈良県】長谷寺の桜 / 1000本の桜が咲き競う花の御寺
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

奈良県桜井市にある長谷寺は真言宗豊山派の総本山の寺で、十一面観音を本尊とし、西国三十三所観音霊場の札所として信仰を集めている。「花の御寺」の愛称があり四季折々に花ごよみが境内を彩る。桜の名所としても有名。3月下旬から4月下旬までソメイヨシノ、山桜、しだれ桜、寒緋桜、御衣黄、紅枝垂、奈良の八重桜など多種の桜が咲き誇り、一帯を春一色に染め上げる。北朝光明法皇の御庵跡にあるしだれ桜は、一見の価値がある。本堂の舞台からは境内の桜全体を眺めることができ、その景色はまさに絶景。3月1日から本尊大観音特別拝観、春季寺宝展が開催されている。



■【和歌山県】平草原公園の桜 / 眺望自慢の公園に、約2000本の桜が咲き誇る
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

白浜の町並みを一望できる高台にある公園で、園内3カ所4500平方メートルの芝生があり開放感に溢れている。品種はソメイヨシノを始め、八重桜や鬱金桜などがあり、約2000本の桜が咲き誇る。園内外周には全長2キロの「平草原トリムコース」もある。2024年3月23日~4月7日(日) 8時30分~17時に平草原公園桜まつりを開催。3月25日~4月7日(日)17時~21時には夜桜ライトアップも行われる(※雨天中止)。



■【島根県】斐伊川堤防桜並木 / 日本さくら名所100選に認定、2キロの桜のトンネル
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

「日本さくら名所100選」に認定され、斐伊川堤防沿い2キロにわたり桜のトンネルができる、中国地方随一の桜の名所。800本の桜は見応えあり。雲南市では、この景観を守るために、桜の手入れの専門職「桜守(さくらもり)」を配置し、樹齢80年以上になる老木の保護や新たな育成に取り組んでいる。2024年11月より、日本一の桜のまちづくりに向けたふるさと納税型クラウドファンディングも行っている(※詳細は公式サイトでご確認ください)。



■【愛媛県】西山興隆寺の桜 / 市指定天然記念物の樹齢約100年のしだれ桜
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

四国別格二十霊場第10番札所である西山興隆寺は、「もみじの寺」として知られるが、春は参道の約1キロにわたりしだれ桜とソメイヨシノが楽しめる。しだれ桜は「古田のしだれ桜」と言われる西条市指定天然記念物。なかでも樹高約7メートルで樹齢約100年とされる巨木は圧倒的な存在感がある。



■【高知県】鏡野公園の桜 / ソメイヨシノや八重桜などを楽しめる
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

「日本さくら名所100選」にも選ばれた、県下有数の桜の名所、鏡野公園。ソメイヨシノや八重桜など多種の桜を楽しむことができ、隣接する高知工科大学の全長200メートルの桜のトンネルは人気スポットとなっている。2024年3月23日~4月7日(日)のさくらまつり開催中は、平日も屋台の出店がある(雨天の場合は出店なし)。また、高知工科大学にも1000本近い桜が植えられており、散策におすすめのスポットだ。



■【東海・北陸・甲信越】今週末(4月6日・7日)満開の桜を楽しめそうな名所

■【静岡県】秋葉ダム千本桜 / 浜松市内有数の桜の名所
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

秋葉ダム湖を中心に南北7.5キロにわたって約1000本の桜が咲き乱れる通称「秋葉ダム千本桜」は浜松市内有数の桜の名所。例年3月中旬から3月下旬にかけて秋葉ダム桜まつりが開催され、地元の特産品の販売なども。夜桜のライトアップも例年通り行われる(※桜の開花状況により変動あり)。



■【福井県】妙祐寺のしだれ桜 / 小浜市の天然記念物にも指定されたしだれ桜
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

妙祐寺はJR小浜駅から車で約15分ほどの山間にある寺。日蓮宗総本山久遠寺に参拝した檀家が苗木を持ち帰り、植樹したと伝えられるしだれ桜が有名だ。3月下旬から4月上旬にかけて咲き、小浜市の天然記念物にも指定されている。



■【山梨県】山高神代桜 / 日本最古・最大級のエドヒガンザクラ
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

北杜市武川町の実相寺の境内に咲く、山高神代桜は、日本三大桜のひとつに数えられる。日本武尊が東夷征定の折りにこの地に留まり、記念にこの桜を植えたという伝承が名の由来となっており、その後、日蓮聖人がこの木の衰えを見て、回復を祈ったところ再生したため、「妙法桜」ともいわれている(※詳細は公式サイト等で確認)。



■【関東・東北】今週末(4月6日・7日)7分咲き〜満開の桜を楽しめそうな名所
■【東京都】小石川後楽園の桜 / 多彩な桜が楽しめる、水戸徳川家上屋敷の庭園
開花状況:満開(※2024年4月3日現在)

小石川後楽園は都内に現存する大名庭園の中で最も古く、江戸期の庭園として典型的な回遊式庭園。1629年(寛永6年)に水戸徳川家初代藩主・頼房が造成し、2代藩主・光圀(水戸黄門)の代に完成した。「海・山・川・田園」を見立てた起伏に富んだ景観の中に、日本と中国の景勝地が数多く展開する和漢の調和が美しい庭園。いまなお秀れた景観を維持しており、特別史跡および特別名勝として国の文化財に指定されている。



■【神奈川県】アネスト岩田 ターンパイク箱根 御所の入駐車場付近の桜 / 約1000本の桜が咲く花道をドライブ
開花状況:7分咲き(※2024年4月3日現在)

ソメイヨシノやハコネザクラを中心に約1000本の桜が、前後約4キロ、標高差約300メートルにわたる御所の入駐車場付近で順次開花していく。満開の桜が咲き誇る道をドライブしながら花見を楽しめるのが醍醐味だ。桜の見頃の時期には、ライトアップを実施(※詳細は公式サイトでご確認ください)。



■【福島県】戸津辺の桜 / 県内で最も早く開花するエドヒガンの一本桜
開花状況:7分咲き(※2024年4月3日現在)

樹齢600年を超える県指定天然記念物のエドヒガンザクラで、福島県では一番に花をつける早咲きの一本桜。遠く久慈川からも望める老木である。樹高18メートル、幹囲6.5メートルと、太い幹からは力強い枝ぶりが張り出している。昔から道を行く人々に安らぎを与え、農家ではつぼみの膨らみ具合を見て農作業の準備を行なうなど、農家暦としての役割も果たし愛されてきた。桜のすぐ近くを通る水郡線とのフォトジェニックな景観が密かに注目を集めている。2024年3月22日(木)から4月7日(日)までの間、桜のライトアップを実施している。




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