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花粉シーズン真っ只中、今日からできる対策!衣類に付いた花粉ケア4つのポイント

  • 2024年4月8日
  • Walkerplus

今年も多くの人を悩ませている花粉。ウェザーニュースによると、4月中旬にかけてヒノキ花粉の飛散が増える見込みだ。また、ライオン株式会社が実施したアンケート調査(※1)では、約8割の人が外出した際に衣類に付着する花粉を気にしていることがわかっている。衣類に付いた花粉までしっかりケアしている人は意外と少ないのかもしれない。そこで、衣類の花粉対策についてライオン社に教えてもらった!

■1時間屋外にいるだけで、衣類に付着する花粉は10万個!?
まず、衣類に付着して室内に持ち込まれる花粉量と外気で室内に侵入する花粉量をモデル実験で比較すると、ウールセーターやフリースに付く花粉の量は約10万個で、換気のために窓を開けたときに侵入する花粉数(文献値※2で示されている「1時間の換気で窓から侵入する花粉数」)の6倍以上にもなることが推察された。こうしたデータからも、花粉対策には衣類に付いた花粉のケアがポイントといえる。

実験方法:
天気予報で「非常に多い」と言われるレベル(2000個/㎥)の花粉を実験室内に3分ごとに散布。10分後、衣類から花粉を採取し、顕微鏡で花粉の数をカウント。1時間の外出を想定。実験室内の温度12℃、湿度50%RH

■衣類の花粉対策に大切な4つのポイントとは?
約8割の人が気になっている衣類に付着した花粉。衣類の花粉対策としては、以下の4つがポイントだ。

1.花粉が付きづらいコーディネート
2.室内に入る前に花粉を落とす
3.洗濯時の柔軟剤の使用
4.部屋干し

4つのポイント別にとったアンケートを見ると、外干ししないで部屋干しをする、家に入る前に花粉を振り払う人が多く、花粉が付きづらいコーディネートや柔軟剤を使う人は少数派だった。

■【対策1】まずは、日々のコーディネートで“花粉がつかない”工夫を!
1.表面の凹凸が少ない衣類でおでかけ
外出のとき、外側に着る服は、凹凸が少ない生地でできた衣類(トレンチコート、ジャンパー、トレーナー、チノパン等)がおすすめ。

2.静電気が「起きにくい」衣類の組み合わせにする
花粉が付着する原因のひとつである静電気を起きにくくするコーディネートがポイント。衣類には、素材ごとに電気の帯びやすさの違いがあり、帯電列の離れたものを組み合わせると静電気が起きやすくなる。

▶▶chek!
衣類の静電気をおさえる「静電気防止スプレー」も効果的!
外出前、衣類に静電気防止スプレー(エレガード)をしておこう。特に、静電気が発生しやすいカバンとこすれる部分やコート、スカート、スラックスの裾など、こすれやすい裏の部分にも忘れずに。

■【対策2】家に入る前に花粉を落とす
花粉は「家に入る前」に洋服ブラシや衣料用粘着ローラーなどでできるだけ払い落とそう。肩や腕だけでなく、静電気が発生しやすいカバンがこすれる部分、コートやスラックスの裾、ふくらはぎの部分をしっかり払って。髪や帽子、マフラーなども忘れずに。さらに、衣類用粘着ローラーを使うと、手では払いきれなかった花粉を取り除くことができる。花粉を払ったあとの手はすぐに洗うようにしよう。

■【対策3】洗濯するときは柔軟剤でパチパチ防止!
静電気対策に有効なのが、洗濯の仕上げに使う柔軟剤(ソフラン プレミアム消臭)だ。柔軟剤によって、衣類が柔らかくなったり、繊維の表面が滑らかになったり、すべりがよくなることで静電気が発生しにくくなる。また、電気を逃がす働きもある。

▶▶chek!
花粉の付着しやすいニットの洗濯方法を紹介!

Step.1 洗濯表示をチェック
洗い始める前に、「洗濯表示」をチェックしよう。下のマークがあれば自宅で手洗い、または洗濯機で洗うことができる。手洗いマークの衣類を洗濯機で洗う場合は、洗濯機で洗えるかどうか洗濯機メーカーの情報を確認してみて。

Step.2 汚れている部分に前処理を
使用する洗剤は、洗濯時の色あせや型くずれ、着用中に発生する毛玉を防止する効果のあるおしゃれ着用洗剤(アクロン)がおすすめ。エリや袖口などに気になる汚れがあるときは、おしゃれ着用洗剤(アクロン)の原液を直接塗布する。キャップの底などで軽くたたいてなじませると汚れが落ちやすくなる。

Step.3 たたんで洗濯ネットに入れ、弱水流コースで洗濯/すすぎでは柔軟剤を使う
ニットのような伸縮性のある洋服は、標準コースで洗える表示であっても、型くずれを防ぐために、「手洗いコース」「おしゃれ着コース」「ドライコース」など弱水流のコースがおすすめ。「洗濯ネット」に入れると、他の衣類とからんだり、型くずれしたりすることを防ぐことができる。柔軟剤を使うと、静電気の発生を抑え、花粉が付きにくくなる。

Step.4 すぐに取り出して、形を整えて部屋干し
干すときにニットが伸びたり型くずれしたりしないように、以下の3つのポイントをチェックしよう。

・干す前に、たたんでから両手でたたき、シワを伸ばして編み目を整える。
・「平干し専用ネット」を使うか、風呂のフタの上などに「平らに」干す。
・竿にかける場合は、袖がたれないように身頃と一緒にかける。

■【対策4】部屋干しで!
花粉シーズンは、花粉の付着を防ぐために部屋干しがおすすめだ。部屋干し臭が気になる人は、「汚れをしっかり落とすこと」と「菌の増殖を防ぐこと」でニオイ対策を。洗濯では、ニオイの原因となる汚れをしっかり落とし、抗菌(※3)効果が高い洗剤(NANOX one)と消臭・防臭効果の高い柔軟剤(ソフラン プレミアム消臭)で部屋干し臭を抑えて。また、洗濯物の周りで扇風機や衣類乾燥除湿機などの家電や風呂の浴室乾燥機を使って早めに乾かすことでニオイ発生の抑制にもなる。

▶▶chek!
花粉シーズンでも外干ししたい人はこんな工夫を!
花粉シーズンの洗濯は部屋干しや乾燥機を使用して乾かすのがおすすめ。でも、シーツなどの大物の洗濯など、どうしても「外干し」したくなるときもあるのではないだろうか。そんな花粉シーズンの外干しは、「飛散量の少ない『早朝』に干す」、「乾いたらすぐに、花粉をよく振り払ってから取り込む」ことで、洗濯物への花粉の付着や室内への持ち込みを減らすことができる。

花粉に悩んでいる人は、以上4つのポイントに気をつけて衣類をケアをしてみて!

※1. X(旧Twitterアンケート調査)、2021年1月、ライオン社調べ

※2. 参考文献:佐橋ら(1995).スギ花粉のすべて メディカルジャーナル社, 28-29 参考文献:佐橋ら(1995).スギ花粉のすべて メディカルジャーナル社, 28-29

※3)すべての菌に対して効果を有するわけではありません

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