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「これは告白?」好きな子に呼び出されたのに一向に「好き」って言ってくれない女子と、告白されたい男子のせめぎ合いに胸キュン!【作者の裏話】

  • 2024年3月27日
  • Walkerplus

好きな人への告白は青春時代における一大イベント。「もし断られたら…」と思い告白を躊躇してしまったという経験談は、男女問わず共感できるのではないだろうか。そこで今回は、甘酸っぱくもどかしい恋愛模様を描いた若林稔弥(@sankakujougi) さんの4コマ学園ラブコメディー「徒然チルドレン」を紹介。併せて、作者の若林さんに本作について話を聞いた。


■「曲を聴きながら情景が浮かぶことがあって、音楽にはずいぶん助けられました」

当初はpixivにてスタートした「徒然チルドレン」は、読者からの熱い反響を受けて「別冊少年マガジン」「週刊少年マガジン」での商業誌連載へと移行。ついにはアニメ化されるまでに至る大人気作となった。

本作を描き始めたきっかけについて、若林さんは「『徒然チルドレン』を描き始めたのは、僕がまだ作家になりたてで、元々描いていた初連載が打ち切りになりそうな時でした。なんとか作家としての存在を周知するため、なるべく時間や手間をかけずに描けて、誰でも読めるものを…と考えた結果、恋愛群像劇4コマというフォーマットができました」と振り返る。

本作ではさまざまなキャラクターによるカップリングが楽しめるが、総勢何人くらい登場するのだろうか。「最終的に20組くらいいるみたいです。思いついたらとりあえず描いてみる…ということをしていたらどんどん増えてしまったんですよね(笑)。

本当は『このサブキャラ同士をくっつけたらおもしろいだろうな』と思って用意もしてたんですけど、連載の中で回しきれなくなってきたので、泣く泣く諦めました」と、キャラクター同士のさらなる展開も構想にはあったそう。

こうした1話完結の群像劇を描く上ではネタ探しが特に大変そうだが、「めちゃめちゃ大変でしたよ(笑)!!描き始めはいつも『その場の思い付き』で、描き続けるプランなんてないんです。なので2回目以降描くときは、そのキャラの抱えてる葛藤とか、描きたい成長とか、そういうのを深掘りしてキャラに物語を見出しています。

「そのうえで一番参考になったというか、刺激や影響を受けたのは、漫画を描きながら聴いていた音楽ですね。各エピソードのタイトルの中には、好きな曲のタイトルからつけたものがたくさんあります。『スピカ』『パトリシア』『サイレン』『聞かせてよ』『どうにも止まらない』『初恋クレイジー』『点と点』『愛はオシャレじゃない』…などなどですね。曲を聴きながら情景が浮かぶことがあって、音楽にはずいぶん助けられました」と、意外な裏話を明かしてくれた。



取材協力:若林稔弥(@sankakujougi)

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