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似た服やアクセサリーで推しを常に感じていたい…!概念コスプレのススメ【作者に聞いた】

  • 2024年3月29日
  • Walkerplus

一緒に暮らすインコとのエピソードを中心に、日常の出来事を漫画にして発信しているえるぽぴ( @lpo_on )さん。実はオタクな一面も持ち、中学生の頃からオリジナルキャラや魔法の設定をノートに描いたり、意味もなく包帯や眼帯をつけて登校したりしていたそう。

コミックエッセイ「えるぽぴの楽しい黒歴史ライフ〜解放の刻来たれり〜」は、そんなえるぽぴさんの挙げたらきりがない「黒歴史」の数々を、独特のテンションで描き下ろした作品。平成をオタクとして過ごした人は、きっと懐かしさと恥ずかしさで震えることだろう…(ちなみに筆者は震えた)。

今回は、専門学校での思い出について。オタクをカミングアウトし、新たにできた友人たちと楽しく過ごしていたある日。学校ですれ違った人のファッションを見て、幼い頃の記憶がよみがえる…。

■ファッションの幅も広がってオタ活最高!
偶然すれ違った学生のファッションを見て、「コスプレ衣装ではなさそうだけど…ほぼ概念コスプレじゃん…!」と衝撃を受けるえるぽぴさん。概念コスプレとは公式グッズではないが、キャラクターを連想させるアイテムを身に着けることなんだそう。ちなみにえるぽぴさんも、本格的なコスプレだけでなく概念コスプレを楽しむことがあるのだとか。

「推しが身につけているものと似た服やアクセサリーを、ついつい買ってしまいますね……!外を歩く分には普通のファッションだけど、知ってる人が見たら『○○っぽい!』と思ってもらえるようくらいが丁度いいなぁと思ってます」

本当は推しと同じ格好がしたいけれど、それができないならせめて少しでも近づこうとする心理は、オタクなら誰でも持ち合わせているのかもしれない。ちなみにえるぽぴさんは、ほかにもさまざまなアイテムを身に着けてオシャレを楽しんでいたそう。

「メガネのキャラクターに憧れて伊達メガネデビューをしてみたり、似た雰囲気のチョーカーを買ってみたりしました!今でも何か買うときは好きキャラの概念っぽさでアイテムを選んでしまいがちです。ファッションの幅も広がってオタ活って楽しい〜〜!」

専門学校で概念コスプレを楽しむ人を見かけ、えるぽぴさんの脳裏にふと小学生時代の記憶が蘇る。当時大好きだったアニメの主人公のトレードマークである「赤色のロングコート」に憧れを抱いていたえるぽぴさん。それっぽいものを見つけてお母さんに「買って!」とお願いするも、「どうせまたアニメに影響されたんでしょ」と言われてしまう。

「本当はすごく欲しかったのですが、アニメの影響だと即バレしてつい反発してしまいました……。今思うと母の判断に感謝です!」

えるぽぴさんの恥ずかしくも愛おしい黒歴史が凝縮した書籍「えるぽぴの楽しい黒歴史ライフ〜解放の刻来たれり〜」は、全国の書店などで2024年4/2(火)発売。

取材・文=石川知京

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