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小さくて可憐な山梨の県花「マメザクラ」を見に行こう!富士山周辺を中心に鑑賞スポットをご紹介

  • 2024年3月13日
  • Walkerplus

桜といえばで想像されるソメイヨシノなどの一般的な桜と比べてちいさな花をつけるマメザクラ。その小さく淡い色合いから「優れた美人」という花言葉を持っている。

■小ぶりな花が可憐なマメザクラ(豆桜)
本州中部の地域に分布し、富士山、箱根、八ヶ岳などの山地が多く、火山地域に新生した種であると考えられている。南関東から中部にかけて分布する変種としてのマメザクラ、北陸から近畿地方に分布するキンキマメザクラ、北関東に分布するブコウマメザクラという3つに分けられる。また、富士山麓一体に多く植わっている品種をフジザクラ、箱根近辺のものはハコネザクラとも呼ばれている。

「マメ」という名の通り樹高は大きくなく、花や葉も小ぶりであることから名づけられた。その特徴から、庭木としても好まれている。一般的な桜よりも寒さに強く、マイナス20度にも耐える。

3月から5月にかけて開花する。淡紅色から白色の直径20~25ミリの花をつけ、5枚の花弁が下向きに咲く。見頃となるのは3月下旬から4月中旬頃で、神奈川県の恩賜箱根公園、箱根強羅公園や京都府のわち山野草の森などでマメザクラを鑑賞できる。

■おすすめの「マメザクラ」が鑑賞できる桜名所・お花見スポット
「マメザクラ」が鑑賞できる全国の有名なスポットを紹介する。

■恩賜箱根公園の桜 - 神奈川県/例年の見頃時期:4月中旬~5月上旬
芦ノ湖を見下ろし、富士山を正面に仰ぐ絶景に「かながわ景勝50選」に選ばれた県立恩賜箱根公園。明治時代に皇室の避暑と海外からの賓客のために造営された「箱根離宮」跡地に広がる公園で、離宮の西洋館をモチーフとした湖畔展望館は公園のシンボルとなっている。園内では手入れの行き届いた庭園や四季折々の草花と樹木を楽しみながら散策できる。

例年、4月中旬からマメザクラが見頃を迎え、5月上旬には大島桜が満開になる。4月から11月の間、第4土曜日に園内ガイドを実施。所要時間は約1時間。参加無料(※詳細は、恩賜箱根公園公式サイト「イベント案内」をご確認ください)



■箱根強羅公園の桜 - 神奈川県/例年の見頃時期:3月下旬~4月中旬
ソメイヨシノ・山桜・小彼岸・オカメザクラなど10種類の桜が園内各所に咲く。秋から初冬にかけて咲く春と秋の二季咲きの十月桜もあるが、早咲きの河津桜・オカメザクラから遅咲きのしだれ桜・山桜まで、長い期間で桜が楽しめる。箱根でも数本しかない「ヤエノマメザクラ」もある。



■わち山野草の森の桜 - 京都府/例年の見頃時期:4月上旬~4月中旬
四季折々の美しい草花や木々、風景を楽しめる自然をそのまま活かした公園。桜は花色が黄色の鬱金(ウコン)、小さな下向きの花がいち早く咲くキンキマメザクラなどがある。八重咲きの桜は開花が遅いため、長い期間にわたり楽しむことができる。


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