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【身近なストーカー】駅で待ち伏せ、いきなりボディタッチ&名前呼び…!?娘の親友の父から食らう粘着が怖すぎる【作者に訊く】

  • 2023年12月30日
  • Walkerplus

娘の習い事で出会った、娘の親友のお父さん。一見温厚そうで子煩悩に見えたのに、待ち伏せやつきまといのように頻繁に現れては「…まるで俺たち夫婦みたいですね」と一方的な好意を寄せてきて――。
Instagram(@negimayo3)とブログ「ここはネギマヨ荘」で、自分たちや周囲の経験をベースに漫画にして発信している二人組のクリエイター、ネギマヨさん。作品の多くはネギさんが作画を、マヨさんが原作と塗りを担当し、家庭でのトラブルや身近に潜む強烈な人物、ストーカー被害などをフィクションを交えた作品に仕上げ人気を集めている。

その中で、娘の友達の父親がストーカーになっていく「助けて!娘の友達のお父さんに粘着されています!」は、作画と原画の担当を交代した人気エピソード。いきなり手を握ったり下の名前で呼び始めたり、理解不能な行動を加速させるママ友の旦那「クズオ」の恐ろしさと、両者の家庭を取り巻く問題に発展していく様子を描いた作品だ。今回はネギマヨさんの二人に、エピソードの裏側や普段とは逆の漫画制作での気付きについて話を訊いた。

■お互い担当を交代した漫画制作の舞台裏
――ネギさんが原作の本作ですが、このエピソードを描いたきっかけを教えてください。

【ネギ】仲良くしているママ友の実体験が元になっているんですが、お互いの奥さん・旦那さんと面識あるのに「二人で会おう」と言ってくる人がいるんだと初めて聞いたとき衝撃を受けました。ちょうど私たちが主婦系トラブル漫画にチャレンジしよう!って話になったタイミングだったので、許可をいただいて描きました。

――あっさりした絵柄でスタートしながら、徐々に不気味さが強まる作風に移り変わっていきます。作品を描く中でこのように変わっていった理由を教えてください。

【マヨ】実はあっさりした絵柄にあこがれていて、すごく意識して頑張って描いたんですけど、濃い絵に戻ってしまいました。また、描き始めた最初は最後のストーリーを聞いていなかったので、こんなに気持ち悪く描いて大丈夫かな…と心配でした。

――普段とは担当が別々の作品ということで、制作当時に感じたことや気付きはありますか?

【ネギ】お互いの苦労がわかるようになったと思います。実体験を元にしているとはいえ、脚色をいれて話を矛盾しないように組み立てているので頭を使うんだなと…。

【マヨ】普段は別作品と交互連載なんですが、この作品を描いていたころは毎日更新していたので、すごい速度で締め切りが来て大変そうでした。

――この作品を描く中で印象に残っている場面や、特に力を入れたシーンを教えてください。

【マヨ】娘の友達のお父さん・クズオが大暴れしているときは楽しかったです。クズオの親の気持ちで親を描いてました。

【ネギ】早くクズオが成敗されてほしくて、クズオが追い詰められるところは力が入りました(笑)。あと、クズオの妻であるユリがだんだんと成長していく姿は丁寧に描いたつもりですが、読者のみなさまも温かく応援してくれてうれかったです。

取材協力:ネギマヨ

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