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坂巻有紗「仮面ライダーガッチャード」の悪役ラケシスが話題に!「ラケちゃんに出会えてよかった」

  • 2023年12月28日
  • Walkerplus

女優、アーティストとして活動する坂巻有紗さんが、「仮面ライダーガッチャード」(テレビ朝日系)の「冥黒の三姉妹」の三女のラケシスを演じ、その熱演振りが注目されている。坂巻さんの「仮面ライダードレッド」への妖艶な「変身!」はWebニュースでも取り上げられ話題になった。そんな坂巻さんに今年の振り返りや来年の抱負を聞いた。

■「ラケシスに選んでいただけてすごく幸せだなと思っています」

――2023年もあと少しですね。今年を振り返ってみていかがでしたか?

今年もあと少しですね。時が経つのが早すぎます。ウォーカープラスさんに初めてインタビューしていただいてから1年経ちますが、あっという間でした。どうしましょう(笑)。振り返ってみると怒涛の1年でした。

――坂巻有紗さんといえば、やはり「仮面ライダーガッチャード」の「冥黒の三姉妹」の三女のラケシスを演じていることで注目されていますね。「仮面ライダードレッド」への妖艶な「変身!」は話題になりました。

私はラケシスが大好きです!一次二次とオーディションが進むにつれて、次に進めるうれしさと同時にドキドキでけっこう追い込まれた状態だったんです。でも受かった連絡を受けて、本当に幸せな気持ちでいっぱいになりました。

最終審査で演じた役が、ヒロインではなく悪役設定だったんですけど、仮に私の出演が決まったとなったら、きっとこういう妖艶な感じの悪者を演じることになるんだろうなっていうのを感じていて、ドキドキとワクワク感で胸が膨らみました。

――最初から敵役のほうをやってみたいと思っていたのですか?

いやいや、ヒロイン一筋でヒロインしか狙っていなかった!と言っても過言じゃないぐらいの意気込みで最終審査の会場に行ったら、「坂巻さんは悪者で!」と言われて(笑)。もう任せてくださいよと、逆に緊張せずに悪役を自分らしく演じられました。

ヒロインに受からなかった苦い思い出ではあるんですが、今となってはラケシスが大好きなので、いいキャラクターに選んでいただけてすごく幸せだなと思っています。

――コスチュームも黒でかっこいいですよね。

かっこいいです!肩が張っている感じで、脚が出ていて、ポイントがガーターベルト!オールブラック!金色のキラキラとかも付いていて。メイクもすごく凝ってるんですよね。

――坂巻さんと役柄が似ているところはありますか?

気が強いところは似ていますね。ラケシスは普段はおしとやかな感じなんですけど、戦闘シーンとかになったらもうガラッと変わり、全く違った荒々しさであったり、言葉遣いとかもちょっと激しくなります。

演じるうえで私がちょっと意識しているのがアフレコで、戦うシーンの声とかも入れるんですけど、変にラケシス風味を出すんじゃなくて、かっこいい悪役として戦うことを意識していて、そういう二面性はもしかしたら似ているのかもしれないです。アフレコが初めての経験だったので最初は戸惑いましたが、いまはすごく楽しくて全力でやっています。マイクの前で走ったりしています(笑)。実はケミーの声もやりました!

――坂巻さんはもう何度もインタビューさせていただいていますが、二面性があるんでしたっけ?

はい、ございます(笑)。お仕事のときは、自分のことを「あたくし」とか言ってちゃんとおしとやかに、家では姉弟と一緒に活発に過ごしておりますので(笑)。

――ラケシスとすごく似ていて演じやすいということですね。逆にラケシスと違うところはありますか?

ラケシスは主人公の一ノ瀬宝太郎のことを「くそがき見~つけた」って言うんですが、私は「くそがき」なんて言葉は使いません(笑)。でも、ファンのみなさまがラケシスの「声がいい」と褒めてくださるのでそれが一番うれしいです。

――衣装を着て、メイクをしてラケシスになりきっているときはどんな気持ちになるんでしょうか?

全部完成したら、自然とラケちゃんが入ってきてガラッと変わります。

――それを言葉で表したら。

最高!やっぱり役者としての特権だなって思うのは、普段できないような悪役のキャラクターを思いっきり演じられることです。ラケシスは振り切ってやらないといけない役なので。それがすごく楽しいです。

――映画「スパイスより愛を込めて。」で空手の黒帯役を演じたことのある坂巻さんですが、ラケシスはアクションシーンが多いですよね。

剣を使うアクションは初めてやったんですけど、一番びっくりしたのが1回1回シーンによって、「今日はこういう動きにしよう」とアクション監督が決めてくださるんです。その場で手合わせしてやるみたいなけっこうスピーディーな流れなので、最初は戸惑ったんですけど、今はけっこう柔軟に対応できるようになって楽しいですね。

――家でも練習したりするんですか?

してないです!学生時代にソフトボールをやっていて肩が強いというのが活かされているんだと思います。「ラケシスもけっこう戦うんだね」とファンのみなさんもびっくりしています。

――クロトーを演じる宮原華音さんは全日本少年少女空手道選手権大会で優勝、全国大会3連覇の方ですからね。アクションでは宮原さんのほうが目立ってしまうのは仕方ないとは思いますが、坂巻さんが演じるラケシスもかなり戦ってましたね。

ラケちゃんの戦闘のシーンにもフォーカスしていただいて、ありがたいです。

――「仮面ライダーガッチャード」の放送は8月まで続くんですよね。ラケシスは最後まで登場するのでしょうか?

(願いを込めて)たぶん続くと思います!「冥黒の三姉妹」ですからね。三姉妹のうちひとりいなくなったら大変なことになってしまいます。ひとりいなくなるんだったらみんないなくなると私は思います。三姉妹キャストは本当に仲良くて、共演するのがこの人たちでよかったなって本当に心から思ってます。

――それだけ、三姉妹の絆は深いということですね。正義側とはあまりコミュニケーションはとらないんですか?

私は、正義の味方を演じるチームのみなさんとも仲良くしています。ですが撮影が始まったら、完全に敵味方!もうギタギタですわ!(笑)。ラケシスがシリアスな場面を撮るとなったら、みなさんとはちょっと距離を置いて誰とも話さないようにしています。

■「グラビアをやるまではお尻が大きいことがコンプレックスだったんですけど、いまではチャームポイントになっています」

――そして今年は、「素直にI love youを」で2023年10月8日にアーティストとしてデビューもしましたね。

香港、ベトナム、タイの方からのアクセス数が多くてファンが増えているんです。「仮面ライダーガッチャード」のアジアでの人気が高いみたいで、もしかしたらそのことが影響しているんですかね!

――アリッサという名前で世界に羽ばたいていくと、今年の初めにおっしゃっていたことが実現されていますね。

自分が作った「素直にI love youを」という作品をみなさまに気軽に聴いていただけることが、素直にうれしいです。

友達も今聴いてるよと、車で聴いてる画面を写真で送ってくれたりとかするのを見て、幸せだなって思うのと同時に、歌手デビューしたんだなっていう実感が湧いきて、これからもっともっといろんな作品を作りたいなって思っています。

――そして忘れてはならないのがグラビアデビューですね。前にインタビューしたときに、「グラビアは絶対にやりません」と言っていたような気がします。

グラビアはNGですとか言ってたのに、いつの間にかサラっとやっていました(笑)。若いうちに、ちゃんとした作品として撮っていただけるのはすごく光栄なことなので、しっかり収めておきたいなと思って。グラビアを通じていろんな自分が見られたら、いろんな扉が開くかもしれないとチャレンジしました。

――グラビアの撮影は楽しいですか?

はい。楽しいです。週刊プレイボーイ(集英社)さんの撮影スタッフのヘアメイクさん、スタイリストさんが毎回同じチームなんですけど、その方たちのことがすごく大好きで、いつも和気あいあいと撮影しています。

――撮られてみてどうでしたか?

すごくきれい...!って思いました(笑)。

――撮影に向けてボディメイクはされたんですか?

もちろんがんばりました。撮影の2週間前から食事制限と筋トレをやってました。

――その成果が出たわけですね。撮影してみて、自分のボディで自慢できるパーツはどこですか?

お尻と腹筋です!海外の血がちょっと入ってることも関係しているのかもしれませんが、筋肉がすぐにつくんです。前日に腹筋をやったらもうバキバキになるので、しっかりやってました。グラビアをやるまではお尻が大きいことがコンプレックスだったんですけど、もしかしたら強みになるのかなって。いまではチャームポイントになっています。

――週刊ビックコミックスピリッツ(小学館)単独表紙、週刊ヤングマガジン(講談社)へのグラビア出演と、すごい勢いで人気の雑誌に登場してますね。

はい。本当にありがたいと思っております。初めてグラビアをやった週プレさんから、3カ月も経たないうちに週プレさんの表紙を飾らさせていただいて、こんな幸せなことあるんだろうかと思いました。

――2024年はどんな年にしようと思っていますか?

「仮面ライダーガッチャード」の放送は2024年も続きますので、出演者の中で一番目立ちたいという気持ちで引き続きお芝居していきたいと思います。

――話は変わりますが、最近夢中になっていることはなんですか?

観葉植物を買いました。二酸化炭素を吸ってくれて空気清浄の効果があるそうです。虎の尾、サンスベリアっていう観葉植物なんですけど、植物が部屋にあると元気になると聞いて早速買いました。次々欲しくなっていて、次はガジュマルも買っちゃいそうです。

――グラビア撮影前にはボディメイクのために食事制限をしてるということでしたが、自分の中のパワーフードは何ですか?

パワーフードはかぼちゃです。かぼちゃコロッケやかぼちゃのほうとうなど、とにかくかぼちゃを食べてます。無印良品のパンプキンスープも買って飲みましたが本当においしかったです。パンプキンっていう文字を見ると全部買っちゃうんです。それくらい大好きなかぼちゃがパワーフードです。

――かぼちゃは体にもいいし、満腹感も得られるのでいいですね。最後にファンの方にメッセージをお願いします。

日頃から応援してくださるファンのみなさま、そして関係者のみなさまも本当にありがとうございます。みなさまへの感謝の気持ちと謙虚な気持ちを忘れずに、これからもどんどんいろいろな作品に出ていけたらいいなと思っております。

まずはラケちゃんを最後までしっかりと見届けていただいて応援していただきつつ、今後の坂巻有紗の活動も見守ってくださればうれしいです。ありがとうございます!

撮影・取材・文==野木原晃一

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