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今週末(12月9・10日)の紅葉見頃はここ!全国の見頃となりそうな紅葉名所ガイド

  • 2023年12月7日
  • Walkerplus

紅葉と言えば秋の代名詞。けれど、12月こそ見頃となる紅葉スポットも各地にあるもの。冬の訪れと秋の名残を同時に楽しめる今の時期だからこその絶景に訪れたい人のために、今週末(12月9・10日)に見頃の紅葉を楽しめそうな名所をピックアップして紹介したい。

※各スポットの見頃は2023年12月6日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※そのほかの内容は、2023年8~10月の取材時点の情報です。また、写真は2022年以前のものです。

■【関東】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【関東・群馬県】少林山達磨寺 / 赤や黄色の木々に囲まれた境内をゆっくり散策
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

1697年(元禄10年)、中国の渡来僧の心越禅師が開山した縁起だるま発祥の禅寺。前橋城の裏鬼門を守る寺として開創し、北斗星を祀る方位除けの寺としても有名。広さ約5万6000平方メートルの境内には、例年11月上旬から12月上旬にかけてモミジやイチョウ、ニシキギなどの木々が色付き、訪れた人々は紅葉を眺めながら境内をゆっくり散策できる。赤や黄色に紅葉した木々とだるまをバックに写真を撮るのもおすすめだ。


■【関東・東京都】六義園(りくぎえん) / 歴史ある日本庭園が紅葉で趣深く
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

駒込駅からほど近い六義園(りくぎえん)は、回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園。例年は11月下旬の見頃になるとイロハカエデ約400本のほか、ドウダンツツジやイチョウなど紅葉する木、計約560本が庭園を鮮やかに彩り、山や池が配された園内のいたる所で紅葉が楽しめる。特に園の西、水香江あたりの紅葉が見事だ。つつじ茶屋や山陰橋は特に絵になる。


■【関東・東京都】小石川後楽園 / 水戸徳川家ゆかりの回遊式庭園
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

国の特別史跡、特別名勝に指定されている、都心のオアシスともいえる庭園。もとは水戸徳川家の江戸中屋敷内(明暦の大火後に上屋敷となる)に造られたもので、「海・山・川・田園」を見立てた風景の中に、日本や中国各地の景勝を模した建造物が配されている。秋にはイロハモミジやハゼ、ケヤキ、イチョウなどが紅葉し、丸屋や紅葉林が趣深い景色となる。特に、京都府にある東福寺の通天橋を表現した「通天橋」付近は多くの木々が色付く絶景ポイントだ。


■【関東・東京都】浜離宮恩賜庭園 / 江戸時代から続く由緒ある庭園で味わえる色鮮やかな紅葉
色付き状況:色付き始め(※2023年12月6日現在)

国の特別名勝及び特別史跡に指定されている都立浜離宮恩賜庭園は、潮入の池や2つの鴨場をもつ江戸時代から続く大名庭園。11月中旬から12月上旬にかけて、潮入の池周辺や4つの御茶屋周辺など園内各所でトウカエデやハゼノキ、サクラ、モミジといった約260本の木々の黄葉・紅葉を楽しめる。都会の真ん中にある徳川将軍家ゆかりの庭園で秋の景勝が堪能できる。


■【関東・千葉県】本土寺 / 約1000本のモミジが境内を彩る
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

水戸光圀の寄進と伝えられる古松、老杉の参道を抜け仁王門をくぐると、鮮やかな赤に染まる約1000本ものモミジが境内を彩る。また、五重塔や仁王門、回廊といった建造物と紅葉が織りなす風情ある景観から、多くの参拝者が訪れる。木々の色付き始めは例年11月中旬からで、オオサカズキのほか、徳川家康の側室・秋山夫人の墓近くにあることからその名がついた自生のシュウザンコウなどが観賞できる。


■【関東・神奈川県】三溪園 / 古都のような風情ある紅葉を横浜で楽しめる
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

実業家の原富太郎(雅号、三溪)が1906年(明治39年)に開いた日本庭園。17万5000平方メートルに及ぶ園内には、京都や鎌倉などから移築された歴史的建造物が数多く配置されている。見頃となる11月中旬から12月中旬にかけては、イチョウやモミジ、カエデなどが園内各所で美しく紅葉する。なかでも内苑の聴秋閣の周辺、外苑の横笛庵や林洞庵周辺が見事。横浜で古都のような風情ある紅葉の景色が楽しめる。



■【甲信越】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【甲信越・山梨県】福士川渓谷の紅葉 / 南アルプスから流れる川がつくる渓谷
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

篠井山、青笹山など南アルプスの山々を源流とする、福士川が刻み込んだ渓谷。例年、11月中旬から12月上旬にかけて、ヤマモミジを中心に、カエデやイロハモミジなどさまざまな樹木の紅葉が楽しめる。周辺には日帰り温泉施設の奥山温泉があるので、紅葉を眺めたあとはゆっくり温泉で体を休めることができる。



■【北陸】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【北陸・富山県】二上山 / 立山連峰や富山湾を眺望できる有名な絶景地
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

富山県高岡市にあり、能登半島国定公園の一部でもある、自然と歴史あふれる紅葉の名所。3000メートル級の立山連峰と広大な砺波平野が一望できる絶景地。8.4キロのゆるやかなドライブウェイ、二上山万葉ラインもおすすめだ。秋になると、例年11月上旬頃からヌルデやモミジ、桜、コナラ、クヌギ、ホオノキ、マンサクなどが色付き始め、例年は11月中旬から11月下旬にかけてが紅葉の見頃の時期。今年は少し遅れての見頃となっている。



■【東海】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【東海・愛知県】犬山 寂光院 / 尾張のもみじでらの別名で親しまれる名所
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

愛知県犬山市の寂光院は、別名「尾張のもみじでら」と呼ばれ、秋の紅葉スポットとしても知られている。巨木を含む約1000本の樹木が、例年、11月中旬から12月上旬にかけて鮮やかに色付き、紅葉が見頃を迎える。


■【東海・愛知県】宮路山 / 数千本のコアブラツツジが山肌を真紅に染める
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

標高362メートルの小高い宮路山は、万葉集などにその名が登場するなど、古くからもみじの名所として知られている。山にはコアブラツツジが数千本自生しており、秋には暖かい赤色・オレンジ色などに染まる。山頂からは三河湾や豊川市街が一望でき、天気のよい日には富士山も拝むことができるスポットとなっている。登山道や休憩スペースなどが地元住民の手によってきれいに整備されており、登りやすいことから子どもと一緒に登山を楽しむこともできる。宮路山の麓から登ることができるが、駐車場もあるため、途中まで車で行ってそこから登り始めることも可能。


■【東海・静岡県】浜松城公園 / 色鮮やかな紅葉が城周辺を彩る
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

浜松市の中心部に位置し、市民の憩いの場にもなっている緑豊かな公園。浜松有数の桜の名所として知られるほか、秋には日本庭園を中心にして紅葉が広がり、赤や黄色など鮮やかに色付いた木々がお城を囲むようにして彩る。カエデ、モミジ、イチョウ、ケヤキ、ナンキンハゼなどが色付き、浜松城天守閣と紅葉のコラボレーションが楽しめる。深山式回遊型の日本庭園内にある北門や、下池にかかる木橋周辺のモミジも風情があって美しい。


■【東海・静岡県】河津七滝 / 7つの滝を眺めながら紅葉を楽しむ
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

伊豆半島の河津七滝は、静岡県賀茂郡河津町を流れる河津川の、約1.5キロの間に存在する7つの滝の総称だ。河津七滝で最大の「大滝」は全長30メートル、幅7メートルほどあり、玄武岩の壁から雄大に流れ落ちてくる。個性豊かで見応えのある滝は紅葉の時期も美しく、例年11月下旬に木々が色付き始め、12月上旬にかけての見頃の時期には、7つの滝を眺めながら紅葉を楽しむことができる。また、河津川上流には温泉街もあり、観光スポットも楽しめる。


■【東海・静岡県】目の霊山 油山寺(ゆさんじ) / 天然記念物の御霊スギと紅葉の競演
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

目の健康などを祈願する「目の霊山」として広く信仰を集めている真言宗の古刹は、紅葉の名所としても有名。山門をくぐると色鮮やかなモミジが広がり、整えられた庭園との風景のコラボレーションも必見。境内では、紅葉の景色を堪能できるほかにも、三重の塔をはじめとする多くの文化財建造物や天然記念物「御霊スギ」がある。また、孝謙天皇が霊水にて洗眼し、眼病が全快された所以の滝である「るりの滝」は、神秘的な雰囲気で癒される。



■【関西】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【関西・滋賀県】メタセコイア並木 / 約500本のメタセコイアと直線道路が造り出す絶景
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

果物狩りができる農業公園マキノピックランドから、キャンプやスキーを楽しめるマキノ高原へ約2.4キロにわたって続くメタセコイア並木。道の両側に植えられた約500本のメタセコイアは、秋になると美しく紅葉し、黄色からレンガ色に徐々に染まる。例年11月下旬から12月上旬頃が見頃となる。円錐型のメタコセイア並木とまっすぐに延びる道路が造り出す対称形の整った景観は、遠景となる野坂山地の山々とも調和し、新・日本街路樹100景にも選ばれている。


■【関西・兵庫県】神戸布引ハーブ園/ロープウェイ / ロープウェイで空中散歩。神戸の絶景と楽しむ「布引の紅葉」
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

神戸の景色、秋色に染まる山並みを眼下にロープウェイで約10分の空中散歩。約200種7万5000株のハーブや花々が咲き集う日本最大級のハーブガーデンで、コスモスやセージなどが彩るガーデンを散策しながら、園内各所で紅葉を楽しむことができる。例年11月上旬から12月上旬頃にかけてが、紅葉の見頃の時期となる。


■【関西・京都府】下鴨神社 / 世界遺産の神社を包む森の紅葉が見もの
色付き状況:色付き始め(※2023年12月6日現在)

下鴨神社は、京都市左京区にある神社。正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」の1つとして登録されている。境内にある社叢林である、糺の森でカエデなどの美しい紅葉を見ることができる。


■【関西・京都府】仁和寺 / 世界遺産と紅葉の情緒あふれるコラボ
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

光孝天皇の勅願により886年(仁和2年)に創建され、888年(仁和4年)に完成した真言宗御室派総本山 仁和寺。年号を寺名とした歴史の深い仁和寺は1994年(平成6年)12月に、古都京都の文化財として世界遺産に登録された。御室桜の桜も有名だが、秋は境内を彩る紅葉も圧巻で、秋ならではの情景が楽しめる。例年、10月下旬頃からイロハモミジなどが色付き始め、11月上旬頃から12月上旬頃にかけてが紅葉の見頃の時期となる。


■【関西・大阪府】摂津峡公園 / 紅葉を眺めながら芥川沿いの渓谷ハイキングを楽しむ
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

芥川に沿って渓谷美が広がる北摂随一の景勝地。敷地全体が山林地帯となっており、レクリエーション施設としてハイキングコースやキャンプ場などが設置されている。秋になると、「もみじ谷・くぬぎ谷」などの自然林を中心に、渓谷全体が紅葉に染まる。約43ヘクタールの園内には遊歩道もあり、晴れた日には野鳥観察や森林浴も楽しめ、紅葉狩りをしながら片道2キロの渓谷ハイキングを満喫できる。


■【関西・和歌山県】西之丸庭園(紅葉渓庭園) / 色鮮やかなモミジが池の水面に映える庭園
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

西之丸庭園は、通称紅葉渓庭園と呼ばれる8217平方メートルの広さを持つ江戸時代初期に造られた大名庭園。紅葉と名付けられている通り、秋の季節に最も美しい風景を見せる。例年11月下旬から12月上旬にかけて、池の水面に映るモミジなど趣きのある風景を鑑賞できる。池のほとりに建つ鳶魚閣(えんぎょかく)や、池の中央にある舟の形をした御舟石など、紅葉の風情をいっそう趣深く感じられるスポットも多い。



■【中国】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【中国・広島県】耕三寺博物館(耕三寺) / 極彩色の耕三寺堂宇が鮮やかに彩られる
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

大阪の元実業家が、母親の菩提寺として広島県尾道市に建立した耕三寺。重要文化財を含む美術品が収蔵された博物館も併設している。例年紅葉の見頃となる11月中旬から12月上旬は、1年で最も艶やかな姿になる。極彩色の堂宇が色鮮やかな紅葉に飾られるさまは、訪れる人を魅了する。



■【九州】今週末(12月9・10日)見頃となりそうな名所
■【九州・大分県】高崎山自然動物園 / 色付く自然の中で野生のニホンザルに会える
色付き状況:今見頃(※2023年12月6日現在)

野生のニホンザルを間近で見ることができる高崎山自然動物園。秋の紅葉の時期にはモミジやカエデが美しく色付き、12月上旬から中旬にかけて見頃となる。山全体の紅葉を歩道橋から見るのもおすすめだが、園内を散策して紅葉とサルの共演を楽しめるのも人気がある。

※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

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