「谷津遊園写真展」が5月9日から、谷津パークタウン15棟1階(習志野市谷津3)で開催され、10日は「谷津遊園フィルム上映会」も開催される。(習志野経済新聞)
上映会の様子(プラザ大久保開催時)
1925(大正14)年~1982(昭和57)年に現在の谷津バラ園・谷津公園の位置にあった谷津遊園は、植物園や海水プール、ラジウム温泉、馬場、キャンプ場、当時日本一の規模の海上ジェットコースターなどがあった大型レジャー施設。当時のスター俳優・阪東妻三郎の「阪東妻三郎プロダクション関東撮影所」が設けられていたほか、ベーブ・ルースが野球の全日本チームと練習試合をした場所としても知られる。
同展と上映会は「習志野の歴史を語る会」が主催し、昨年10月に市民プラザ大久保(大久保4)で、今年1月にヤツカフェ(谷津1)で展示会を開催。上映会も、それぞれ開催した。
上映会について、同会スタッフの明里さんは「昨年開催したものが好評だったため、今年開園100年の記念の年に、谷津遊園跡地での写真展とフィルム上映会開催が決まった。今昔の展示もあるので、谷津遊園跡地を巡りながら懐かしい思い出がよみがえるかも。今年も情報や写真を募集をするので協力してほしい」と情報提供を呼びかける。
展示会について、同会スタッフのひぐち誠さんは「谷津遊園の写真展を谷津遊園跡地のUR谷津パークタウンで開催することになった。谷津遊園を知らない方も魅力的な園内を感じることができる写真をたくさん飾る。当時あった遊園地の遊具の場所と現在の場所を比較できる地図や、パークタウンの方が折ってくれたバラの折り紙を色とりどりに掲示している。展示の後は跡地を散策しながら谷津バラ園も楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
写真展の開催時間は、10時~11時30分、13時~15時30分。水曜・木曜・日曜休み。5月24日まで。上映会は、1部=10時30分~11時、2部=13時~13時30分。