サイト内
ウェブ

かつみ♥さゆり家のうな疑丼、正体はまさかの激安食材!かつみさんは全然気づかず食べている…!?

  • 2023年12月20日
  • Walkerplus

夫婦で漫才をしている「かつみ♥さゆり」さん。夫のかつみさんは借金王として知られ、結婚当初からなんと1億7000万円もの借金が。極貧生活を支えたのは、「少しでもかつみ♥さんに美味しいものを食べてほしい」という、♥さゆりさんの愛情あふれる「超節約ごはん」だった…!

今回は発売中の書籍「♥さゆり流 愛の節約ごはん」の中から特に印象的なレシピを、笑って泣けるエピソードと共に紹介します。

■筒状のちくわが、ちょっとの工夫で見事な〝うな疑〟に!
うなぎの「ぎ」が疑惑の「疑」になっていて、正体はちくわです(笑)。だから魅惑でなく、“疑惑のうな疑丼”なのです。でも、写真で見るとうなぎでしょ!?味もおいしくて、ちくわだから甘みがあるんです。もしかするとお子さんは、本物よりもこっちの蒲焼の方が好きかもしれないですよ!

ちくわの端っこを切って開いた後、クルッとならないよう内側に何本か包丁で切り込みを入れます。それでもクルッとなるようなら、逆に巻いてラップをし、電子レンジでちょっとチンしてください。そうしたらキレイに開きます。年末年始に恒例のくるくる巻かれたカレンダーを、逆に巻いてまっすぐさせるのと同じです(笑)。

私は電気屋の娘だったので、冬休みになったらお客さま用のカレンダーに店のハンコを押して、クルクル巻いて筒に詰めるのが幼稚園ぐらいからの仕事でした。冬休みの楽しみの一つだったんですけど、ちくわが元に戻ってしまった時に「あ、あれだ!」と思い出してやってみたんです。おかげで、うちの“うな疑”はすごくきれいに真っ直ぐです(笑)。

■ちくわの端っこで肝吸いも!完璧な〝うな疑丼〟セットに
ちくわをこんがり焼いたら砂糖、しょうゆ、あれば、みりん、酒で味つけします。砂糖としょうゆだけでもいいですが、最後にこだわりがありまして。ジャジャーン!市販のうなぎのタレです(笑)。これを最後に“うな疑”にひとふりして、ごはんにもかけます。これだけで、もう疑惑じゃなくなります!

うなぎ丼にはだいたい肝吸いがセットなので、ちくわの端っこを入れた肝吸いの代わりも作ります。今回は三つ葉とゆずも入れて豪華にしましたけど、昔はちくわだけでした(笑)。でも、お味は最高です。そこに卵を落とすのですが、あまり火を入れ過ぎず、箸を入れると黄身が出てくるぐらいにしておくと、ちくわと黄身がちょっとトロッとなって肝っぽくなるんです。卵が1個しかない場合は、かつみさんにあげます。

卵を落としたのは、偶然でした。実はうちの母親がお吸い物に卵をポンと入れる人だったんです。お箸を入れると黄身がふわ~と広がるぐらいのやわらかさになっていて、子どもの頃からそれが好きだったんです。ですから、お吸い物には1人一つずつ卵が入っているというイメージだったので、この肝吸いを作った時も何も考えずに卵を落としたんですよ。そうしたら、食べた時にうなぎの肝っぽいなと思ったので、定番になったんです。だから、偶然の産物なんです。
■ちくわは、食べた感が得られるタンパク質のかたまり!
“疑惑のうな疑丼”を初めて作ったのは、同棲時代でした。今でこそ、ちくわでうなぎ丼を作る方は多いですが、もう30年ぐらい前の話なので、私、最先端やったんと違うかな。もっと発信力があったらよかったのに~とも思いますが、当時から当たり前のように作っていました。

人間ってタンパク質があると“食べた感”を得ることができるので、ちくわやソーセージは普段からよく使います。それに、母親がちくわをマヨネーズで焼いて、青のりをかけたものをよくお弁当に入れてくれていたので、元々慣れ親しんだ食材でした。ちくわは味が淡白でチーズでも何でも合いますから、いろいろアレンジしています。サラダでもいけますし、スライスした玉ねぎと合わせてポン酢で食べるのもおいしいですよ♡

■かつみ♥さゆり家の究極のうなぎ丼は、タレをかけるだけ!
ちくわがあると“うな疑丼”にできるんですけど、本当に何もない時の最終形態は、うなぎのタレをかけただけのごはんになります。私はそれも「うなぎ丼でーす!」と食卓に出します。だから、かつみさんにとっては、具が何もないのもうなぎ丼だし、ちくわの時もうなぎ丼だし、本物もうなぎ丼。どれもうなぎ丼(笑)。ただ、私のなかでちくわの時は、“うな疑”ですけど(笑)。

かつみさんは味オンチなので、“うな疑”だと全然気づかずに食べていたと思います。たぶん今でも“うな疑”と本物のうなぎを並べても、どっちが本物かわからないんじゃないかな?と思います。私もあえて言いません。「今日はうなぎ?」と聞かれたら、“うな疑”の時でも「そうよ」と言います(笑)。うなぎのタレをかけて山椒の粉をふり、木の芽を添えたら、もう本物ですから!

かつみさんはタレだけの時も、文句を言わずに食べてくれます。このタレだけバージョンはいろいろあって、焼肉のタレとかしゃぶしゃぶのタレの時もあります。タレは本当に偉大です。この間、タレで有名な創味食品さんにロケに行ったら、お土産にいろいろくれはったんです!本当にありがたい!我が家は今日も企業さま、そしてロケに生かされております(笑)。
■疑惑のうな疑丼
材料
ちくわ
砂糖
しょうゆ
みりん
あれば酒
うなぎのタレ
ごはん
粉山椒
あれば木の芽
※材料はすべて目分量

作り方
①ちくわを切る 
ちくわの端5㎜くらいを切り、肝吸い用に残しておく。残りは半分に切り、縦に包丁を入れて開く。内側に2~3㎜幅で切り込みを入れる。まっすぐにならない時は、ラップで逆向きに包み電子レンジで10~20秒ほどチン。

②こんがり焼き味つけ 
フライパンでちくわに焼き色がつくまで焼いたら、砂糖、しょうゆ、みりん、あれば酒を入れて甘辛く味つけ。最後に市販のうなぎのタレをひとかけすると、本物感がアップ。

③盛りつけ 
器にごはんを盛り、うなぎのタレをかけて“うな疑”をのせる。粉山椒をふってできあがり~。あれば木の芽を飾っても。

借金生活から生まれたお財布と体に優しいレシピが満載の書籍「♥さゆり流 愛の節約ごはん」は絶賛発売中!

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.