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ピーターラビット(TM)も登場!福岡おもちゃ美術館の1周年記念イベントをレポート

  • 2023年7月11日
  • Walkerplus

2023年7月8日、大濠公園能楽堂(福岡市中央区)にて「福岡おもちゃ美術館開館1周年記念 おもちゃ学芸員感謝祭」が開催され、ピーターラビット(TM)とのコラボイベントのキックオフも行われた。当日は、なんとピーターラビットも登壇!楽しい演目も充実した、イベントの様子をレポートする。

■大濠公園能楽堂で「福岡おもちゃ美術館」の1周年イベントを実施!
「福岡おもちゃ博物館」とは、2022年4月に大型商業施設「ららぽーと福岡」内に、「東京おもちゃ博物館」に次ぐ2館目の直営館として誕生した九州発の美術館。

運営する「認定NPO法人芸術と遊び創造協会」が認めたおもちゃをはじめ、福岡産野菜の収穫遊びや博多銘菓のおもちゃ、大人も楽しめるボードゲームなど、遊びの質にこだわったおもちゃ「グッド・トイ」が充実。約1300平方メートルの広さの館内には、福岡県産の木材が敷かれ、家具メーカー「大川家具」の職人による作品が並ぶ家具ギャラリーも併設するなど、木の温かみに満ちた空間となっている。

館内で対応してくれているのは、地元ボランティアの「おもちゃ学芸員」のみなさん。現在は、学生からシニア層まで約300名が在籍し、年間のべ5000名が活躍している。イベントには、そんな「おもちゃ学芸員」も招待され、共に1周年の喜びを分ちあった。

まずは、運営元の「認定NPO法人芸術と遊び創造協会」の理事長・多田千尋氏による挨拶からイベントがスタート。

多田さんは「開館から1年が経ち、めでたく10万人の入館者を達成することができました。それもこれも、おもちゃ学芸員さんや大川家具の方々など、当美術館に関わってくださるみなさまのおかげです。1周年ということで、まだ富士山の1合目を上がりかけているところであります。これからも、『おもちゃ美術館』を我が子のようにかわいがってほしいと思います」と1周年を迎えた喜びを語った。

主催者挨拶のあとは、この日のために用意された演目を展開。まずは、「ただじゅんのお祝い劇場」として、舞台実演家であるただじゅん氏による「おめでたい節」や獅子舞が披露された。

続いて、博多どんたくでお馴染みの集団「博多にわか ふらんけん」が登場。博多弁を使って会話の最後におもしろいオチをつける「博多にわか」では、おもちゃ学芸員からお題の即興でネタを作るなどして、会場を盛り上げた。

福岡市・西新発の劇団「風の子九州」の、昔ながらの遊びを取り入れた演劇「とっぴんぱらり」まで観られ、どれも見応え十分な演目に、おもちゃ学芸員のみなさんも大満足の様子。

最後に、「福岡おもちゃ博物館」館長の石井今日子氏による挨拶では、「この日を盛り上げてくださった関係者のみなさんに感謝申し上げます。これからも、福岡の地からおもちゃや遊びの文化を発信して、多世代交流やボランティアの社会的な必要性をアピールしていきたいと思います」と、感謝の言葉で締めくくられた。

■ピーターに会えるワークショップ企画もスタート!
1周年記念イベントに続き、夏休み企画「自然となかよし ピーターラビット(TM)」のキックオフが行われた。福岡を皮切りに、全国の「おもちゃ美術館」で順次開催される注目のイベントだ。

内容としては、ピーターとのふれあいグリーティングや、絵本『ピーターラビットのおはなし』シリーズの紙芝居、形の異なるさまざまな樹種の端材にピーターのスタンプをあしらった「木のペンダントづくり」といったワークショップにも参加できるというもの。

会場では、ピーターがサプライズで登壇すると、会場はこの日一番の歓声!最後は、ピーターと一緒に博多祝い唄と博多手一本で、全行程が終了した。

ワークショップの期間は、2023年7月8日から14日(金)までの1週間。木の温もりにあふれたオリジナルのペンダントが作れるのはもちろん、生のピーターに会えるチャンスをお見逃しなく!


※新型コロナウイルス感染対策の実施については個人・事業者の判断が基本となります。

BEATRIX POTTER(TM) (C) FrederickWarne & Co.,2023

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