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【ドアを開けたら】世界が消えてた…人間は実験的につくられた生命体!?未知の「生命体X」の意味がラストにわかるSFに5万のいいね集まる

  • 2022年11月29日
  • Walkerplus

天文学者ニール・ドグラースの発言「地球は、宇宙人がつくった動物園かもしれない」のように、実は人間は人体実験の産物であるというSF説がある。もし我々の前に未知の物体が突然現れたら?そんな生命体との不思議な出会いを描いた大家(@ksyjkysk)さんの「生命体X」に5万のいいねが届いている(2022年11月22日時点)。



趣味で漫画を描く大家さん。オカルトやSFのちょっとゾッとした話やラストのどんでん返しで読者をアッと言わせる、とても趣味とは思えないような漫画を描いている。今までウォーカープラスでは、大家さんの人気作品「僕らの夏と灰」や「扇風機の家」など多くの作品を紹介してきた。今回は、読み終えると「そういう意味か!」と、納得させられる作品だ。

■50過ぎて独身の切なさを癒やす未知の生命体との出会いと思いきや!?
主人公は50歳を過ぎた中年男性。古びたアパートで一人暮らしをしている。ある日、仕事から帰るとアパートに警察がーー。話を聞くと、同じアパートの住人が孤独死していたのだという。

自分もそう遠くない未来に孤独死してしまうのだと男は独り身を嘆き、悲しんでいた。翌日、目が覚めると、見たことのない不思議な物体を発見。硬くて亀のような、ハニワのような、謎の生命体が家をうろついている。

腹が減っている謎の生命体に男はペット用の餌を与える。そのまま居ついてしまった生命体Xと2人での生活が始まった。Xは、会社と自宅を行き来するだけ男に生活の変化を与えてくれた。

ある日、今まで知らなかった道を歩き、新しくオープンするインド料理店を発見。その話題からペットショップの店員さんを食事に誘うことに成功する。ほんのわずかだが生きる楽しみを見つけ始めた男だったが、世界は一転ーー。

男が飼っていたXは、自分の星に戻ることになった。Xの説明によると、地球は培養された星であり、人間は人体実験されていたという。人知れず死を恐れていた男は、Xのおかげで生き延びることができ、未知の星で新しい一歩を踏み出すことになった。



おじさんの人生が彩り始めたと思った途端、地球が絶滅ーー途中から切ないのか幸せのなのかわからない不思議な気持ちのまま話が進み、思っていた展開と違う結末が待っている。タイトルの「生命体X」は、男側からみても未知の生命体からみても、互いが「別の生き物」であることを示しており、人類実験説を描いたSF漫画だ。ベタじゃないラストに多くのいいねが届いている。

■画像提供:大家(@ksyjkysk)

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