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春夏秋の低山から富士山まで対応!“キホン”となる山の服装と装備を紹介

  • 2022年7月6日
  • Walkerplus

「山に登ってみたい!でも、一体何を揃えたらいいの?どんな服を着ていく?持ち物は?」そんな疑問を持つ人も多い。そこで、ライトな「日帰り登山」から「富士登山」までを網羅するような、服装と装備について紹介する。
※本稿は2022年7月6日発売『No.1登山アプリのユーザーの声から生まれた YAMAP山登りベストコース 関東周辺版』(著:株式会社ヤマップ/KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

■まずは揃えたい必須アイテム 足りないものは代替品で
雨が降れば駆け込める建物があり、食べ物が手軽に手に入る街とは異なり、山では全て自分で対処しなければならない。ゆえに必要なものをモレなく洗い出す必要がある。と言うと、“足りない山道具は全て新調しないとダメ?”と思うかもしれないが、そんなことはない。家にあるものを活用して、順に自分に合った道具を選んでいくのでもOK。まずは登山靴やバックパックなどから、少しずつ揃えてみよう。

■登山靴
スニーカーより靴底が硬い登山靴は、傾斜や凸凹が多い道でも安定して歩くことが可能。長い登山では、疲れの軽減にも一役買う。

■バックパック(ザック)
登山中に必要なものをすべて詰め込む必須アイテムだ。低山なら30リットル以下が目安。長時間背負い続けることを念頭に選ぼう。

■脱ぎ着しやすい服
標高や天気の変化、歩いたり止まったりを繰り返す登山では、体温調整が何よりも大切。吸汗速乾性のある、重ね着しやすい服を組み合わせよう。

■変わりやすい山の天気に備えるアイテム
照りつけるような日差しだったのに、突然豪雨に襲われたり、山の天気は変わりやすいため、高い木が生えなくなる標高(森林限界)を超えたとたんに、風雨を遮るものがなくなり体感温度が大きく変わることもある。そんな天候の変化や、万が一に対処できるアイテムを常に所持しておこう。「天気がいいから使わない」「日帰りだから不要だ」と高をくくらず、安全な登山を心がけよう。

■レインウェア(雨具)
雨だけではなく、風や寒さからも守ってくれる重要度「高」なアイテム。汗による蒸気を外に放出してくれる、高機能な素材のものを選びたいところ。

■帽子・サングラス
山の日差しはかなりの強さに。熱中症や日焼けによる疲れから体を守るため、帽子とサングラスは忘れずに。目の日焼けも侮れない。

■ヘッドライト
下山に時間がかかり、明るいうちに帰れないケースもあるため、日帰り登山でもヘッドライトは必須。日没が早くなる秋口は特に注意しよう。

■スマートフォン
撮影や連絡手段としてお馴染みのアイテム。地図やGPSによる位置確認、危険情報の入手もできるので、身を守るためにも必ず携帯しよう。

■防寒着
寒さ対策は夏場も重要。レインウェアで代替可能なケースもあるが、休憩時や山小屋泊の際は薄手のダウンやフリースなどが1着あると安心だ。

■話題の最新ギアを活用して快適な登山を!
■ここ10年で、服装も装備も大きく常識が変わった
山の定番スタイルを変えた一つのきっかけが、“山ガール”ブーム。今はさらにその次の時代。ここ10年で「ガレージブランド」と呼ばれる個性溢れる小規模な作り手が増え、機能性はそのままに軽量化が進んだ。ここでは、持っているだけでもテンションがあがる、最新のウェアと山道具を紹介する。

■ものづくりにこだわる国内新鋭ブランド
Teton Bros. ツルギライトジャケット
日本の山を知り尽くす、国内の新鋭メーカーが続々登場。機能性もデザインも兼ね備えた、個性豊かなアイテムを選ぶのも山の楽しみに。

■スカートやワンピースも!山のオシャレアイテム
HOUDINI ルートシャツドレス
一見すると山のウェアに見えないのに、機能性は山仕様というアイテムはオシャレ好き必見。登山後、そのまま街でも着用し続けられる。

■下着の下に下着?汗冷えを防ぐ機能性ウェアが人気
finetrack ドライレイヤー(R)
いつものウェアの下に1枚足すと、肌から汗を吸い上げて戻さず、肌をサラサラにキープ。汗冷えによる低体温症のリスクも回避できる。

■山道具がどんどん軽く!UL(ウルトラライト)が定着
and wander エックスパック 30L バックパック
ザック、ウェア、クッカーなどを中心に、強度が高いのに軽量な山道具が続々登場。うまく取り入れれば、疲れ知らずの登山が可能に。

■ローカットシューズがますます一般的に
LA SPORTIVA TX5 ロー GTX(R)
「登山靴=くるぶし丈以上」が常識だった一昔前に対して、高さがないローカットタイプが人気。整備された低山をより軽快に歩ける。

■スマホ登山アプリと一緒にモバイルバッテリーを!
スマートフォン&モバイルバッテリー
今や登山者に必須となったYAMAPなどの登山GPSアプリ。スマートフォンはもちろん、いざというときのバッテリーも忘れずに。



※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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