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【漫画】感涙必須!!大切な人の死を受け止め「前に進む」最後の1人になっても「生きる」と決めた愛の形に「何度も読み返したくなる!」と絶賛の嵐

  • 2022年5月19日
  • Walkerplus

「人類は滅亡し、世界には僕と彼女の2人しかいなくなった―」世界は、記憶が逆行するという病「ブローバックシンドローム」によって滅亡の危機にあった。地球上に2人だけ残った、ケイとシェリー。しかし、彼女もまた病におかされているという、感涙必須の詠嶌太郎(@N_taro_P)さんの『ワールド・エンド・ラビット』を紹介する。病におかされた彼女と共に生きる切ないストーリーに「いい話!」「単行本で何度も読みたい」と読者からの熱いメッセージが届いている。今回は、作者の詠嶌太郎さんに世界観や裏話を伺った。


■記憶の逆行とともに彼のことを忘れていく病気

――1ページ目を読んだ瞬間から「これは、涙なしに読めないぞ!」と思いました。本作はいつごろ描かれたものですか?本作を描いたきっかけを教えてください。

描いたのは数年前になります。きっかけは斉藤和義さんの『ウサギとカメ』を聴いて、ラストシーンの絵を思いつき、描こうと思いました。

――45ページの大作ですね。読み応えもあり、病気におかされたシェリーに「死」が近づいていると思うと切なくて、最後は涙が滲んで読めなくなりました。読了感のあるお話でした。

大切な人を失くすと退廃的な気持ちになって立ち止まってしまいますが、「そこから前に進めたらいいな」と思ってます。

――「単行本にならないかな?」「ベクトルが違うけど好き!」という意見もありますが、単行本のご予定はありますか?

単行本化は今のところありません。Twitterやpixivに置いているので、いつでも会いに来てやってください。

――だんだん記憶がなくなっていくと、人はこういう姿になるのかとゾッとしました。記憶が逆行するという「ブローバックシンドローム」についてリアルに描かれていましたが、何かを参考にしたのですか?

とくに参考にしたものはないです。まったくの想像です。

――作中では、逆行する記憶を保管するために「ボイスレコーダー」を使っています。最後、上書きされなかったメッセージ「私たち」は誰のことを示しているのか?という読者コメントを見ました。何か秘密が隠されているのでしょうか?

記憶が逆行して過去にいる自分と、ボイスレコーダーにメッセージを吹き込んでる現在の自分を指して「私たち」と言っています。とくに秘密は、ないです。

――その他、どのような作品を描いていますか?

Twitterに『職場の女の子に投資する話』というラブコメ作品と日記漫画を載せてます。ぜひ、読んでみてください!また、別名義にて『セブン・エンド』というサスペンス漫画を連載しておりますので、こちらもよろしければチェックしてみてください!

涙なしには読めない『ワールド・エンド・ラビット』。大切な人と”最後までいっしょにいたい”と思う2人の愛、記憶を失い壊れていく彼女を見届ける覚悟をしたケイのひたむきな姿に、胸を打たれること間違いなしだ。

取材協力:詠嶌太郎(@N_taro_P)

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