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グランピング徹底解剖!「伊豆シャボテンヴィレッジ グランピング」(静岡県伊東市)|“もはやホテル!?”のハイクオリティ。徹底したおもてなしで、贅沢なアウトドアバカンスを

  • 2022年6月2日
  • Walkerplus

伊豆半島にある静岡県有数のレジャースポット「伊豆シャボテン動物公園」(以下、シャボテン動物公園)の隣にある「伊豆シャボテンヴィレッジ グランピング」。キャビン型バス&トイレがドームテントに連結した新感覚の“充実グランピング”を体験してきた!

■【ロケーション】伊豆屈指のパワースポット「大室山」のふもとで、大自然の恵みを感じる
東京駅から特急踊り子号で約2時間30分。伊豆高原駅、または伊東駅から路線バスに乗り、バス停「シャボテン公園前」で降りれば、グランピング施設はすぐ。車ならば、東名高速道路・厚木IC、沼津ICで降り、約1時間20~40分ほどで到着する。

施設内に入ると、伊東市のシンボルで標高580メートル、国指定天然記念物の「大室山(おおむろやま)」が厳然と佇む。春には、美しいグリーンのじゅうたんに覆われたような山のフォルム、秋には一面のススキ野原が広がる様は圧巻だ。天気がよければ登山リフトに乗って山頂まで登り、ぜひ周囲の景色を楽しんでほしい。


■【グランピングサイト】和室・洋室・和洋室の3タイプの部屋は、老若男女を問わず快適
グランピングの広い敷地内には、18のテントサイトが並ぶ。時にはシャボテン動物公園から、クジャクたちがゆるっと散歩にやって来ることもあるとか!

さっそくフロントでチェックイン。軽食やドリンク類の販売、ゲーム類の貸し出しもあり、幼児には小さなぬいぐるみがプレゼントされるという特典も。

18あるテントサイトの部屋は、3タイプに分かれている。テントは一部がスケルトンになっていて外の景色が見え、夜はカーテンが閉められる仕様に。もちろん冷暖房完備で、和室と和洋室にはコタツが用意されており、冬場もぬくぬくと過ごすことができる。

ベッド、チェアーベッドを備えた洋室や、布団を敷いて利用する畳敷きの和室、ベッドと布団を設えた和洋室があり、好みに応じて部屋のタイプが選べる。子供からシニア層まで快適に過ごせそうだ。※3歳以下宿泊不可

洋室の1室のみ、小型犬との同宿がOK。ケージ、ペットシーツなどのペットアイテムも備わり、部屋の外には専用ドッグランも完備。

宿泊人数分のお茶・水・コーヒーが用意され、テレビやBluetooth対応のスピーカーもあるので、好きな音楽を流してリラックス。コンセントも多く、延長コードを持参する必要はなさそうだ。

■【ユーティリティ】すべてのテントに専用のバスルーム・洗面所・トイレ付き!
素晴らしいのは、全テントサイトにキャビン型の専用バスルームと洗面所、トイレが付いていること。水回りは他の宿泊者と共有のグランピング施設が多い中、オープン当初は、“日本初、ドームテントと宿泊者専用トイレ・バスが一体化したグランピング”ということで注目を浴びた。

洗面所にはシャンプー&コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、歯ブラシ、カミソリ、ウォッシュタオル、クレンジング、バスタオル、フェイスタオルまでそろう。


■【過ごし方】夜空の星を愛でながら、天然温泉の露天風呂でゆったり
さらにうれしいのが、なんと天然温泉の露天風呂があるという点!クセのないさらりとしたアルカリ性単純温泉で、肌がしっとり滑らかに。体の芯から温まり、湯冷めもしにくい。夜は18~23時まで、朝は6時から入浴できる。

■【食事】食材を焼いたり、鍋を火にかけたりするだけ!伊豆の美味を堪能
お楽しみのメインイベントは、BBQディナータイム。各テント併設のプライベートデッキで、伊豆の食材をふんだんに使ったシェフ自慢の料理をいただこう。※食材は季節によって変わる

17時ごろになるとスタッフが食材をテントサイトまで運んできて、丁寧に焼き方や調理の仕方を教えてくれる。プライベートデッキに備えられた屋外用のガス調理台で、野菜やポークベーコンの串焼きを焼くのと同時に、ホーロー鍋に入ったブイヤベースも火にかけて、ワクワクしながら出来上がりを待とう。

また、素泊まりプランをセレクトして、食事を持ち込んでもOK。神奈川県からきたカップルは、大好きな肉を買い込んで、ひたすら焼いて食べるというオリジナルディナーを楽しんでいた。専用のバス・トイレ付きに魅力を感じて予約したのは、清潔好きの彼女のためとか。

朝食もディナーに負けずに豪華だ。地元の朝採れ野菜・チーズ・ハムのホットサンド、コーンスープ、フルーツ、ヨーグルト、牛乳、オレンジジュースが朝8時ごろに運ばれてくる。

食事付きのプランにすれば、アウトドアの醍醐味を味わいつつ、リゾートホテルの快適さも堪能できるので、「40〜50代の大人世代にも好評です。露天風呂以外、他の宿泊者と交わることがなく、プライベートグランピングを楽しめるのも支持されている理由のようです」とは、スタッフの川田蓮さん。

11時までにチェックアウトすればいいので、帰りの立ち寄りスポットなどを考えながら、いつもより時間をかけてゆっくりと朝食を味わおう。
■【おすすめポイント】宿泊者特典を使って人気スポット巡りへ
宿泊者がお得に「伊豆シャボテン動物公園グループ」各施設を利用できるプランや特典もあり、「シャボテン動物公園」でかわいい動物たちの姿に癒やされる人も多いとか。その他、車で3分の「伊豆ぐらんぱる公園」ではアトラクションで遊んだり、夜に開催されるイルミネーション「伊豆高原グランイルミ」を楽しんだり、また、車で13分の「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」で、四季折々の花とランプの競演に感動したり…。

仲良し3人組の女子グループは、グランイルミやシャボテン動物公園などのアクティビティが目当てで宿泊したそう。「伊豆急周辺の主要駅からグランピング施設まで路線バスが出ているので、車を使わなくてもアクセスがよいのもポイントですね」とのこと。


■【周辺観光】伊豆の美しい海と温泉で、心豊かな休日を過ごす
車で10分ほどの有名な景勝地「城ヶ崎海岸」には「門脇吊橋(かどわきつりばし)」があり、全長48メートル、高さ23メートルのスリルあふれる絶景を楽しむことができる。国道135号沿いには泉質のよい温泉郷が点在していて、海を見ながら入浴ができる立ち寄り温泉もある。さらに南下して、河津や稲取方面にドライブするのもいいだろう。

「伊豆シャボテンヴィレッジ グランピング」では、紹介した「シャボテン動物公園」や「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」などの前売券もフロントで購入できるので、宿泊前後で回れば、充実したグランピング体験になるに違いない。


取材・文=東野りか/撮影=藤井瑛里奈

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