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【漫画】心霊より恐怖!霊感少女を襲った恐怖とは?秘境の廃村で起きたまさかの裏切りに戦慄が走る

  • 2022年3月1日
  • Walkerplus

霊感体質の主人公まりもが心霊スポットのオフ会に誘われ、人が途絶えたという廃村を訪れる創作漫画『心霊スポットに行ってはならぬ理由』を紹介する。古河ハリさん(@chespin_hari)が描く本作の注目ポイントは、なんと言ってもホラー要素を覆す結末。心霊スポットを巡るというあるある展開から、一気に伏線が回収されるラストに向けての怒涛の展開にTwitterでは驚きの声が上がっている。ホラーが好きじゃないという人でも読めてしまう、前半のノリの軽さと結末のギャップに戦慄、衝撃のラストとは!?

ホラー好きにはたまらない心霊スポット巡礼というテーマや、魅力的なタッチが興味をそそる漫画。どんな霊的現象が起きるのかと展開を期待するものの、読者を裏切るサイコなラストの展開が話題を呼んでいる。500リツイートで続編決定ということで、見事、次回作が決定した作者の古河ハリさん(@chespin_hari)に本作の裏側について話を伺った。

――『心霊スポットに行ってはならぬ理由』が生まれたきっかけを教えてください。

もともと、YouTubeで心霊スポットや廃墟を探索する動画が好きで、視聴している時にふと思いつきました。廃墟とか心霊スポットって、だいたい人や自然のせいで荒れていることが多いんですけど、たまに花などが明らかに手入れされているきれいな場所もあったりするんですよね。どういう人がどういう思いで訪れて…という感じで、妄想していた時にひらめきました。もしも誰にも見られることのない場所をあえてきれいにする部外者がいたら…みたいな。

――霊感体質の主人公がオフ会で心霊スポットに訪れるというところからスタートしますが、想像もつかない展開で驚きました。結末は最初から決まっていたのでしょうか?

むしろ結末が先に思い浮かんだので、そこから肉付けして作成しました!結末を予測されないように、中盤まで明るい雰囲気でミスリードしています。

――主人公と同じく霊感があるという陰キャな男性のほかに、人生を謳歌してそうな明るい女の子も出てきます。そのあたりの人選はあえて作られたのですか?

そうですね。死後に霊になりたいとぶっ飛んだ考えをしている集団なので、感情の振れ幅が上と下で極端な人を集めました。おしゃれをしている子とかは、霊になった時もそういう風に可愛く見られたいという気持ちがあるんだろうな、と思いながらキャラを作っています。

――ラストは伏線がもろもろ回収されます。その他、本作を描く上で気をつけた点やこだわったところがあれば教えてください。

どことなくバグってる感を醸し出せるような演出にこだわりました。主人公とコミュニケーションが噛み合わなかったり、最強心霊スポットと豪語しているのにも関わらず情報が曖昧だったり、サークル代表のお姉さんがハンドバッグからリュックに切り替えて用意周到に準備していたり、刃先を人に向けて渡したりと、ふとしたところに異常を感じてもらえれば、と思います。

――本作の続編の予定はありますか?


あります!
ありがたいことにTwitterで500を超えるリツイートいただいたので『霊感を持っていると言ってはならぬ理由』というタイトルで、次回作を投稿しようと思っています。

――Twitterでは、死にかけのWEBデザイナーという肩書きですが、現在は漫画家と兼業ですか?

いくつか出版社の方とやりとりはしていますが、特段何か発表しているわけではないので。漫画は趣味の範囲内でやっています。

――他にどのような漫画を描かれているのでしょうか?


『ナマケモノ学』という電子漫画があります!人間が動物に見える女子高生がナマケモノの姿な男の子に恋をする、可愛いお話とかを描いてます!お姉さんと少年の組み合わせが大好きなので、それに近しい関係の漫画ばかりですね。こっちは全く怖くないのですが、読んでもらえると嬉しいです。

――今後、創作活動での目標ややってみたいことがあれば教えてください。

iPadで短いアニメーション作りにハマっているので、そのうちTikTokやYouTubeでオリジナルアニメーションを発表していきたいです。

一見、接点のなさそうな謎のメンバーで訪れる心霊スポット。廃村は噂どおりの陰湿な雰囲気なのに、不思議と恐怖を感じない主人公がその後に感じた幽霊よりも恐ろしい体験とは?本作を通じて、本物の恐怖体験を味わって欲しい。

取材協力:古河ハリさん(@chespin_hari)

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