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YouTube登録者数40万人超!SNSで話題の「現実を生きるリカちゃん」に共感しかない

  • 2021年12月30日
  • Walkerplus

YouTubeやInstagramを中心に話題になっているSNSアカウント「現実を生きるリカちゃん」を知っているだろうか?アラサー女子のリアルな暮らしをリカちゃんで描写していて、「共感しかない」「わかりみすぎる」との声が上がっている。今回は、そんな「現実を生きるリカちゃん」の管理人にインタビュー。創作活動について語ってもらった。

■自分を投影して生まれた「現実を生きるリカちゃん」
――管理人さんのプロフィールを教えてください。

【現実を生きる管理人】 20代後半の女です。

――制作を始めたきっかけはなんですか?

【現実を生きる管理人】Instagramでリカ活(大人がリカちゃんに洋服を着せて遊ぶ活動)の投稿を見るのが好きでした。それで、いつか自分でもやってみたいと思っていたところ、コロナ禍で仕事が在宅になり、時間が出来たので始めてみたんです。疲れて現実逃避をしたかったのか分かりませんが、リカちゃんを手にした時はすでにリカちゃんに自分を投影していた気がします(笑)。

それで「リカちゃんに、現実世界に生きている自分を投影したらどうなるだろう?」と思い、「現実を生きるリカちゃん」の制作を始めました。

――もともとリカちゃんが好きだったのでしょうか?

【現実を生きる管理人】小さい頃は友達と、リカちゃんで毎日遊んでいました。成長するにつれて遊ぶ機会は減っていきましたが、“昔遊んでいた仲間”みたいな気持ちを抱いていました。

タカラトミーさんが数年前から大人向けのリカちゃんを発売するようになり、「リカ活」という大人が楽しむリカちゃん活動が生まれてからは、Instagramなどで見る側として楽しんでいました。

■ひとつのYouTube動画を作るのに要する時間は30時間
――細かい設定に共感する人も多数いますが、どのように設定を考えているのでしょう?
 
【現実を生きる管理人】基本的に自分を投影しているので、自分と同じような設定になっています。部屋のセッティングなども自分の周りを見渡して参考にしています。

――リカちゃんの服やインテリア、小物は手作りなのでしょうか?
 
【現実を生きる管理人】購入7割、手作り3割くらいです。服はミンネやメルカリなどでドール服作家さんから購入することが多いです。インテリアや小物などはネットでミニチュア用品を購入して揃えますが、リカちゃんサイズの物がない場合は自作しています。

――ひとつの作品を作るまでどれくらい時間がかかりますか?
 
【現実を生きる管理人】Instagramの投稿(写真)だと5、6時間程、YouTube投稿(動画)だと30時間以上はかかっています。

■反響を見て「自分だけじゃなかったんだ」と思える
――SNSでの反響をご自身はどのように捉えているのでしょうか?
 
【現実を生きる管理人】当初は自己満足から始めて、いずれはリカちゃん好きやミニチュア好きな人に刺さってくれればうれしいなと思っていたのですが、予想以上の方の目に触れることになって驚いています。コメントなどで「自分と同じ」などの声をもらうと「自分だけじゃなかったんだ」と安心できています。

――ご自身の生活に変化はありましたか?

【現実を生きる管理人】リカちゃん用に作ったり買ったりしているものがどんどん増えているので、部屋がリカちゃんのもので埋まってきています。あとは没頭できるものが生まれたので、飲み歩く機会が減ってきました(笑)。気持ち的には、仕事と家以外にもうひとつの心の拠り所のようなものができたような感じがしています。

■お気に入りは、仕事中のトイレが唯一の憩いの場になっているリカちゃん
――一番気に入っている作品はどれですか?
 
【現実を生きる管理人】Instagramだと、仕事中トイレが唯一の憩いの場になる現実を生きるリカちゃんです。自分が同じように仕事中トイレでスマホをいじっていた時に「これって私だけなのかな…?」と知りたくなりリカちゃんで再現したのですが、投稿すると結構共感コメントがあって、安心しました(笑)。

あと、パンプスを若干脱ぐこだわりにもコメントでみんな触れてくれて「分かってくれてありがとう!」と思いました。

最近のYouTubeだと、ルームツアーが気に入っています。個人的にミニチュアの部屋やグッズを見るのが好きなので、部屋を作ってる時、動画を作っている時もテンションが上がりました。


――一番反響が大きかった作品はどちらでしょうか?
 
【現実を生きる管理人】Instagramだと、部屋の中の忘れ物を取りに戻る際、靴を脱ぐのが面倒くさくて這いつくばっていく、現実を生きるリカちゃんです。「たしかにある」「口には出さないけど!」という内容が反響が多い気がします。

YouTubeだと、モーニングルーティンやナイトルーティンです。おしゃれじゃないルーティン動画なので「安心した」「私だけじゃないんだ」という声が多かったです。

――これまでにボツにした作品はあるのでしょうか?

【現実を生きる管理人】今のところないです。

■カップルチャンネルあるあるを計画中
――次回作の構想を教えてください。

【現実を生きる管理人】カップルチャンネルあるあるを計画中です。
 
――今後の目標を教えてください。

【現実を生きる管理人】2度楽しませる動画を作っていきたいです。1度目は動画の内容を楽しむ、2度目はミニチュアを目で楽しむ。自己満で始めたことなので大きい目標は特になくて、強いて言えば投稿を始めた頃の初心を忘れず、楽しみながら継続していくことです。
 
――この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします。

【現実を生きる管理人】小さい頃にリカちゃんで遊んだ方は多いと思いますが、大人になってから触れるリカちゃんもとてもおもしろいです!時にはおしゃれな洋服を着せてみたり、時には自分を投影させてみたり、もしかしたら子供の頃よりも楽しめるかもしれません。

自分ダメだなぁ…って思うことがあったとしても、子供の頃のアイドル・リカちゃんに自分を重ねると、そんな自分もかわいらしく思えてくるのでおすすめです!

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