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数多の顔を持つ人気歌い手・ウォルピスカーターが語る!夢を実現するための仕事論とは

  • 2021年12月16日
  • Walkerplus

ニコニコ動画やYouTubeなどで動画の総再生回数が3億回を超える人気歌い手、ウォルピスカーター。その活動は歌い手だけにとどまらず、ライブやCDリリース、ラジオパーソナリティーなど、多岐にわたる。発声メソッド、楽曲制作、ビジネス展開など、独自のロジックで活動を続けているウォルピスカーターに、成功と失敗にまつわる仕事論を語ってもらった。
※本記事は書籍『自分の声をチカラにする』から一部抜粋・編集しました。

■夢を語ることで周囲の人を巻き込み、夢を実現した後もよりよい形を追いかける
――ウォルピスカーターさんが仕事をする上で気をつけていることを教えてください。

いろいろありますが、自分が興味を持っていることについて口に出してみることは大事だと思っています。仕事仲間が集まる場では特にそう。「最近話題になっているあれ、おもしろいですよね」という軽い感じでも「僕、絶対にこれを実現したいんです!」という熱い感じでも、どちらでもかまわないから自分の夢や目標を語って見せることで、まわりの人たちを巻き込める可能性が上がるし、その繰り返しで道は拓けていくはず。今回の書籍もそうやって実現できたことの1つですから。

――夢を語ることを恥ずかしがってしまう人も多いかもしれません。

夢を口に出してみるのは、周囲の人を巻き込むためだけではありません。自分自身の中で「夢を実現するためにはどうすればいいか」という点を具体的に再確認できるし、さらに先の将来のことも考えられるようになる、というメリットもあるんです。

僕も歌い手になっただけで満足するのではなく、何年先までにどのくらいの数字を目標にするのか、ラジオ番組を始める時には長く続けるためにやるべきことはなんなのか、といったことをしっかり分析しました。そうやって、夢を叶えるだけでなく、夢を実現した後のその先をよりよいものにしていくことも、僕が大切にしている考え方です。

■誰にでもミスはある。ミスを繰り返さずステップアップすることがモチベーションを保つカギ
――仕事には成功だけでなく失敗もつきものですよね。

僕も何度も失敗しています。誰でも、そしてどんなことでも、最初はうまくいかなくて当然ですから。ライブの最中に歌詞が飛んだこともあるし、ラジオ番組も最初は全然うまく喋れませんでした。ラジオの初回放送を自分で聴いてみましたが、緊張しすぎて聴きやすさが足りなかったなと反省もしました。

でも、そういう失敗を踏まえてだんだんとうまくなっていくものだし、失敗した部分は改善するべきだとも思っています。誰にだってミスはあるから、ミスをするのはかまわない。そのミスを繰り返さないように着実にステップアップすることを目指すと、仕事へのモチベーションも高いまま維持できる気がします。それに、自分も失敗することがあるんだという謙虚な気持ちで向き合っていれば、他人の失敗も違った見方で受け入れられるのではないでしょうか。


取材・文=山岸南美

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