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「ランチシャビー化」に「メリハリのない生活」… ビジネスパーソンのストレス山積み問題に専門家が回答

  • 2021年12月13日
  • Walkerplus

昨今落ち着きを見せつつも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、人々のライフスタイルは大きく変化している。そんななか生まれたのが、ビジネスパーソンの新たなストレス。昼食の質が低下する「ランチシャビー化」と、リモートワークや外食自粛による「メリハリのない生活」…この2つの悩みが浮上し、当人たちから不満の声が続出しているのだ。

2つの課題は、ストレスを与えて業務効率低下を招くものとして懸念されており、習慣化は避けたいところ。そこで今回は、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏を直撃!ビジネスパーソンの実態や、おすすめの解決策について聞いてみた。

――まずは、「リモートワークの合間で昼食にかける時間はわずか。大事なプレゼン前なのに覇気が出ない…」といった声や、「仕事をしながらの昼食作りは負担。味気ない食事が続くと不満も溜まり、仕事に集中できない」といった声など、ビジネスパーソンから「ランチシャビー化」に対する悩みが寄せられているのですが、おすすめの解決策はあるでしょうか?

【牛窪氏】絶え間なくオンライン会議が入り、ついランチを抜いてしまう、あるいはカップ麺やコンビニおにぎりで済ますなどの質の低い昼食が習慣化する傾向が、多忙なビジネスパーソンの間で見受けられるようになりました。この問題は、緊急事態宣言が明けた今なお存在します。

同僚や親しい友人との気軽なランチ、クライアントとの会食は、リフレッシュやコミュニケーションの機会でしたが、コロナ禍以降、その機会は激減。ランチから得られるはずだった精神的な充足感や、ビジネスチャンスが失われる日々が続くことで、ストレスが蓄積し、業務効率にも負の影響を与える可能性が否めません。また、ワーキングペアレンツの場合も、自宅で仕事をしながら昼食を作る行為は負担が大きく、似た状況にあると言えます。

そこでおすすめなのが、安心&リラックスできる「ホテル」のランチを選択し、満足感の高い料理を楽しむことです。

最近では、昼食の重要性を再意識するビジネスパーソンも増え、昼食に高級ホテルを利用するという選択が見られるようになってきました。なかには、テレワークの利点を生かしてホテルをオフィス代わりにし、そこでランチを楽しむ方も。ホテルレストランでは、目の前で調理するライブキッチンの躍動感や、季節感あふれる食材、メニューの数々が空間を彩り、活力が湧いてきます。

さらに、景観の良いホテル窓外の自然を見渡せば、まるで旅するかのような気分にもなり、子育て層は家族との充実した時間を過ごすこともできます。感染対策の面でも安心感が高く、ホテルレストランは、コロナ渦において“ストレスを一度に解消”でき、活力をアップさせる場所として、新たな役割を持ち、その存在価値を高めているのです。

――ホテルレストランでのランチは、ストレスが蓄積してモチベーションや集中力が低下してしまう前に是非利用したいですね。また、「家の中にずっといるとオンとオフが混在したまま。集中できず、やる気のスイッチが入らない…」といった声や、「一日のメリハリがなく生活サイクルが狂いがち。心身が不調で仕事に支障が生じそう」といった声も寄せられています。こちらにも「ホテル体験」は有効でしょうか?

【牛窪氏】はい。リモートワークや外食自粛が続くことで、ビジネスパースンに発生したもう一つの課題が「メリハリのない生活」。職場と家庭の境目がなくなり、オンオフが調整できず、気分転換の機会を喪失…。このような生活で、集中力が失なわれ、パフォーマンスが下がる懸念もあります。

そんななか、一歩進んだビジネスパーソンの間では、“高級ホテル”を気軽に楽しむ行動が見られるようになってきています。メリハリをつけるために意識的に週末の時間を大切にし、お気に入りの高級ホテルでゆったり1泊するなど、非日常空間を日常使いする傾向も。私もホテルが大好きですが、そもそも高級ホテルは安心安全な場で、感染対策のレベルも高い。ロビー周りの空間も、高級ホテルの多くは開放的で天井高も高く、そこに身を置くだけで日々のストレスから解放され、心からリラックスできます。緊急事態宣言が明けた今も、このリラックス空間を意識的に求めるビジネスパーソンは多いと聞きます。

不安が募るコロナ禍では、「意味のない贅沢」にお金を使うことに罪悪感やさらなる不安感を覚える人もいますが、ステイホームや在宅ワークで縮こまった心身を解放する「ホテルランチ」や「ホテルステイ」は、ビジネスパーソンにとって「意味のある贅沢」です。

これらは、会員特典や保有ポイントなどにより割引価格で利用することが可能。お得に楽しめるとなれば、そのことを目標に「また仕事を頑張ろう!」と前向きになれるはず。彼らはコロナが明けた後も、ホテルライフを自分へのご褒美と位置付け、オンオフのメリハリをしっかりとつけることで、仕事でも高いパフォーマンスを発揮でき、経験値を上げることで、ビジネスパーソンとしてより成長することができるでしょう。

■ビジネスパーソンにおすすめのホテル体験は?

今回、牛窪氏は「ホテル体験」という「意味のある贅沢」について教えてくれた。そこで、ホテルについてリサーチしてみると、例えば「#ご近所ヒルトン」と名付け、新しいホテルの活用方法を提案している国内外のヒルトン系列ホテルでは、宿泊や食事がお得になるプランを現在展開していた。

ここでの対象者は、ヒルトン・オナーズ会員(※「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス(R)・カード」、または「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス(R)・プレミアム・カード」会員が対象)となるが、アメリカン・エキスプレス(R)のクレジットカードに入会すると、その日から「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」資格を獲得することが可能で、飲食代の割引(※お持ち帰り・デリバリー・アルコール飲料も対象)や、ボーナス・ポイントのプレゼントもあるとか。

ホテル内のレストランでは、懐石料理(ヒルトン大阪/懐石・鮨「川梅」)や、トレンドのハイティー(ヒルトン名古屋/「カフェ 3-3 アーティサンスイーツ&ベーカリー」)、季節感が味わえる「おせち料理」(コンラッド東京 ※テイクアウト)なども用意されているというので、この機会に、お得にホテルで非日常感を味わって「ランチシャビー化」や、「メリハリのない生活」によるストレスを解消してみてはいかがだろうか?

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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